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【応援歌】メロディのキー変更にまつわるあれこれ

こんにちは、サク来です。

今回は応援歌のキー変更についてお話ししていきたいと思います。


キー変更って?


応援歌におけるキー変更とは、キー(曲調)を変更することです。
そのままです。


上記の動画は阪神・俊介選手の応援歌ですが、1本目は変更前で2本目は変更後のメロディとなります。
聴き比べてみると、1本目に比べて2本目は音程が高くなっている印象があります。

このようにキー変更は応援歌のメロディを上げる/下げることであり、どこか一箇所を組み直す:編曲することを指すわけではございません。


変更される理由


では、なぜ発表した応援歌のキー変更が行われるのでしょうか。
ここからはその理由について、代表的なものを取り上げて参ります。


キーが高くなった


キーが高くなる事例は、先ほどの俊介選手の他にも先日発表された日ハム・水野選手の応援歌が挙げられます。

キーが高くなる場合は、「音程が低くて思っていた雰囲気と違った」のように応援歌が持つムードについて問題があったときに変更の措置が行われる場合が多いです。
他にも球場で実際にトランペットで演奏した際、予想していたイメージと違った場合も変更が行われる可能性があると言います。

考えていたものと違った場合に、行われる印象が強いです。


キーが低くなった


逆にキーが低くなる事例として挙げられるのは、横浜・小田嶋選手の応援歌が宮崎選手に流用されたものがあります。

変更前は高音が目立つ応援歌でしたが、変更後は宮崎選手の明朗なイメージにマッチする曲調となっています。
また高すぎて歌いづらいといった、ファンの目線から変更が行われる場合があります。


このように選手のイメージに合わせるために変更される場合もありますが、他の理由でそうなる可能性があります。


火の国におけるキー変更例


火の国の応援歌では、広畑選手の応援歌が該当します。

守りの要 強気のリード ここが輝く お前の舞台

火の国サラマンダーズ 広畑塁選手 応援歌


この応援歌は22シーズンに大分Bで発表され、23シーズンに移籍した士別SBにて継承された際、キー変更が行われました。

この時はキーが上がりましたが、火の国に継承され、使用するとなった際に大分Bで使用されたキー・士別SBでのキーはトランペットで演奏するには低すぎて、スタンドを盛り上げられるか微妙だという声がありました。

そこで再びキー変更を行い、さらに高くしました。
変更したことで、力強い演奏を長く行うことができるようになり、クオリティーを高めることができました。

キー変更する理由はこれまで述べてきたものだけでなく、演奏上の問題があった場合にも行われます。

今回はこれまでとなります。

独立リーグにおけるキー変更はよく見られ、茨城APの応援歌に多い傾向があると感じます。
皆さんもさまざまな応援歌を深掘りして、変更された応援歌がどういった経緯でそうなったのかを考察してみるのもいいかもしれません。

最後にサク来が好きなキー変更された応援歌を紹介して締めさせていただきます。

それでは、また。


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