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【考察】24シーズンに向けた火の国補強予想

こんにちは、サク来です。

今回は火の国が来シーズンに向けて、どのような補強を行うのか予想したいと思います。

Title photo by @KpbProject

今年の火の国


23シーズンの火の国は水本・モタ・芦谷・グスタボ選手ら昨年の主軸を欠いた中で、4番候補の中山選手にサンチェス選手、右の先発候補として下川選手に中村総選手、菅原選手など空いた穴を塞ぐ選手を獲得しました。

中山・サンチェス選手は調子の振れ幅はあったものの活躍をみせ、先発は宮澤-下川-松江-菅原選手らで34勝をマーク。
さらに大﨑選手がチーム内首位打者で打線を牽引すると、途中加入のアルバレス選手がセンターの定位置を守り抜きました。

一方、開幕投手候補に挙げられていた中村総選手は怪我で出場機会に恵まれず、山本・山口嶺生選手も印象に残る場面はありましたが低打率に喘ぎました。
中継ぎも常に安定していたとは言い難く、序盤に抑えを努めていた水野選手は後半になるにつれて防御率悪化、豪速球が持ち味の山口翔選手も一時期不安定な投球が続くなどしました。

グラチャンでは愛媛MP・埼玉武蔵HBと対戦し、スタメンは捕手以外両日固定。
肝心の投手運用は準決勝は菅原-松江-下川-山口翔選手、決勝は宮澤-下川-山口翔選手と合計6名で3失点と解決しました。

オフには現時点で12名が退団し、さらにまだ6名の契約更改が発表されていません。
ここで23シーズン限りで退団される選手をまとめました。


11月12日時点
投手カッコ内は配置を、野手の:後は23シーズン主に守ったポジションを表記
”動向が不明確な選手”は契約未更改の選手or助っ人外国人選手を記載
※印は任意引退および任意引退解除の選手

詳しく見てみると、先発の要だった宮澤選手、下川選手、菅原選手、打線を牽引した大﨑選手に松本陽雅選手、晴樹選手など昨年以上に穴が大きくなりそうです。ここに更改が済んでいない6名も抜けるとなると、今までとは全く別のチームになりそうです。

一方で、これまでに発表されている新入団選手も存在します。
昨年のこの時期の情報というと、江藤選手の移籍しかありませんでしたが、これまでに4名の加入が発表されています。


11月12日時点
公式発表されている分のみ

こうして見てみると、外国人選手を3名獲得しています。
あくまでも推測の域ではありますが、この3人を獲得することはサンチェス選手・アルバレス選手の来年以降は相当厳しくなると言えるでしょう。
また投手コーチには荒西選手が兼任で務め、藤岡コーチの後を託されました。


ポジション別補強


ここからは昨年と同様、ポジション別補強ポイントを考えてまいります。
動向が不明確な選手については、最悪のケースで考えます。

tier表のように、重要度が高い事項ほど上にきます。

SS:右腕先発

真っ先に補強されると考えられます。
退団した宮澤選手・下川選手・菅原選手に対して、現在発表されているのは荒西選手のみ。
他の投手を見ても、小江選手・古殿選手と今季中継ぎ起用が続いたメンバーが揃っているため、右腕先発は何としても獲得しなければなりません。
宮澤・芦谷・下川選手に続く新しいエースの誕生も期待です。

S:捕手

それなりに手厚い補強が行われると考えられます。
今年は深草選手がメインで有田選手が他の日にマスクを被る2人での体勢が取られました。
2人のみだと有事の際にどうしようもなくなるためか、シーズン中には山本選手がマスクを着ける場面もありましたが、深草選手の動向が不明確な中でもう1人必要だと思います。
残留の場合は山本選手を捕手登録して、非番の試合では一・三塁などで出場する佐藤都選手(ロッテ)のような運用方法も考えられます。

S:右腕中継ぎ

契約更改組では小江選手・古殿選手が残留した中継ぎですが、抜けた穴が大きすぎます。
特に石本選手や水野選手など経験豊富なピッチャーを欠いており、1人はそのような選手が必要だと言えます。
時期的に若い選手が入ってきてもおかしくなく、血の入れ替えが本格的に進み新しい火の国の一面を見せてくれることも期待できます。

S:外野

契約更改組では小林選手がリハビリに専念、来年に向けて動き出しています。
またモタ選手も復帰し、今季終盤は左翼を守っていたことから、来年はDHに収まらない活躍が期待されます。
センターの要だったアルバレス選手が不透明な分、新たな外野手も必要不可欠となります。
小林選手の怪我が開幕までに治らないことを考えて、多めに獲得すると考えます。

A:二遊間

補強ポイントのひとつとなるでしょう。
晴樹選手や髙山選手など実力豊かな選手が退団しましたが、新たに走攻守揃ったファハルド選手が加入し、新しい時代に突入しようかとしています。
二・遊のどちらを守るのかわかりませんが、このポジションがこなせる選手の補強はポイントとなるでしょう。
伸び代を重視しても面白いかもしれません。

A:左腕先発・中継ぎ

右腕先発と同じく、左腕投手の補強も気になるところです。
大枠は右腕のそれと同じですが、特に中継ぎは徳橋選手が再び退団したため、特に優先されるでしょう。

B:クローザー

契約未更改組次第で補強が必要になります。
山口翔選手は12球団合同トライアウトを区切りとする旨のコメントを残しましたが、真相は不透明です。
状況次第では既存戦力で補うことが最善かと思われます。
個人的には小江選手が覚醒して、最多セーブのタイトルを獲得するシナリオが最高だと考えます。

B:三塁

大﨑選手が退団、仲村選手の動向が不明確な中、三塁を守れる選手としてメレヒールド選手の獲得が発表されました。
しかし、彼だけでは不安ですので、どのような手が施されるのか気になります。

C:DH・一塁

もしここまで補強が行き届けられるなら、完璧な補強となるでしょう。
一塁では山本・山口嶺生選手がいる中で、前述のモタ選手やメレヒールド選手、怪我が完治しなかった場合の小林選手など、既存戦力でDH・一塁に入れたい選手は多く存在します。
とりわけとくに急いで補強する必要はないかと思われます。


第二回トライアウトは明日、2023年11月15日に行われます。
これまでの結果を元に誰を獲得するか、決められると思われます。
かた時もスマホが離せません。

果たして誰が入団するのか、とても楽しみです。

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