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【考察】23シーズンの大分B-リングスに関する考察

こんにちは、サク来です。
今回からの考察では、各球団との23シーズンの展望について語って参ります。

第一となる今回は、大分Bーリングスについて広げて参ります。

歴戦の戦友、大分B-リングス


サラマンダーズにとって、大分Bは切っても切れない縁があります。
21シーズンに始動したKALにて共にしのぎを削った両チームは、正に盟友と言っても過言ではありません。

始動してからの2年間はというと、あまり芳しくない戦績が続き、2年連続最下位に終わるなど、苦しい日々が続きます。

選手も入れ替わりも盛んに行われ、勝率の改善も図られている大分B。

今回、そんな大分B-リングスの23シーズンの展望と、3連覇に向けて大分Bとどのように戦うのかを考察致します。

22シーズン迄の大分B


21シーズン 32試合9勝23敗 勝率.281
22シーズン 74試合28勝44敗2分 勝率.389

一球速報より。戦績は対火の国によるものなので、SB3軍やIL戦は含まれていない


大分Bは、2年連続最下位と今もなお暗闇を走り続けています。
特に、21シーズンは最多安打を記録した廣沢選手(現・新太郎)個人軍と化しており、10試合以上出場してかつ打率.250を記録した選手が4名のみと貧打にあえぎました。
投手陣もエース候補だった岡部選手が火の国相手に勝ち星なしの借金6と振るわず、シーズン中には白崎選手が登板する場面もありました。

22シーズンは投げ切れる先発投手にも恵まれ、勝率も改善しました。
打線も山下選手と藪選手が引っ張りある程度見れる成績にはなりました。

しかし、北九州Pのラモン選手や火の国のモタ選手のような長距離砲の獲得に苦しみ、オフに山下選手・藪選手も退団し打線に不安を残しました。


電撃入団・内川聖一


そんな中、KALに留まらず全野球ファンを驚かすニュースが報じられました。


なんで自分らで電撃入団って言うんだよ

ツッコミはさておき、地元大分の英雄・内川聖一選手が入団したのです。

近年は、1軍で思うような活躍が出来ませんでしたが、22シーズンはファームで打率.335とセンスに衰えは見せていません。
NPB経験があるベテランがチームにもたらすパワーは凄まじいことはサラマンダーズファンも存じているでしょう。

特に、大分開催の試合メインで出場するとのことなので、閑古鳥が鳴いていたスタジアムから多くの観客が詰めかけるように、チームの雰囲気も大変化すると考えられます。

NPBでの経験だけでなく世界の荒波に揉まれた内川選手が加わった大分Bは、今まで通り一筋縄ではいかぬチームになり得るでしょう。


内川聖一選手の入団会見の様子
【緊急生配信】内川聖一選手入団記者会見より


新入団選手の脅威


23シーズンに向けて、再び血の入れかえを行った大分B。

サラマンダーズからは、中野選手・猿渡選手・中島選手が移籍しました。
遊撃のキーパーソンだった中野選手に細川前監督の秘蔵っ子だった中島選手、最も痛手となった右腕投手・猿渡選手の退団はサラマンダーズにもダメージを与えました。

また、なんといっても、途中加入したグスタボ選手の移籍により、クリーンアップ不在の火の国打線が挑む旨は、前回の考察記事にてお話した通りです。


そのほかにも、前信濃GSの土屋選手に前琉球BOの木戸選手らを始めとした独立リーグ
経験者が多数入団し、チームの雰囲気もまたガラっと変わることでしょう。

サラマンダーズはどう立ち向かうか


今までのサラマンダーズだと、圧勝が殆どでしたが、内川選手とチーム全体のシナジーや新入団選手から考えるに、一筋縄では行かなくなると考えます。

22シーズンの最終カードにて、サラマンダーズはモタ・グスタボ両選手を抜きにして戦ったところ、最後の最後で3タテを食らいました。

大分Bが弱いのではなく、サラマンダーズが強いだけであって、一歩間違えれば一気に大きく抜かされる危険性もはらんでいます。

今まで上手くことが運んでいた大分B戦ですが、更に白熱した試合が見れると思うと、心が躍ってきます。

そんな大分Bとの試合は、2023年3月18日㈯、場所は藤崎台。

激闘のシーズンに目が離せません。


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