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【リスニング力爆上げ】 アメリカテレビ番組「YouTubeチャンネル」22選 ― 海外ドラマ・洋画リスニングの基礎を固めるトークショー完全ガイド

こんにちは!

今回の記事では、「リスニング力爆上げ」をテーマに、アメリカテレビ番組のおすすめYouTubeチャンネルを紹介します。

まずはじめに、今回の記事が最もハマるのは、ずばり、

資格試験のリスニングはある程度聞けるが、「海外ドラマ」や「洋画」などのリスニングの難しさを痛感していて、そのギャップをどのように埋めていけばいいかが分からない

という方です。そんな方に有益な記事になるように書きました。

また、この記事では、

テレビ番組はテレビ番組でも、特にアメリカの「トークショー」を紹介することにこだわりました。

理由は、トークショーが面白いだけでなく、英語学習者にとって重要な「会話が多い」「テンポが良く、間が少ない」「不要な音楽や特殊効果が少ない」ためです。よって、ただ「チャンネル登録者数が多い」「人気で面白い」だけのチャンネルは除外しています。

さらに、いわゆる「海外ドラマ」と呼ばれるジャンルや「シリーズで見ないと話が分からない番組」のようなジャンルは極力省きました連続モノでなく、単発で動画を見て楽しめるチャンネルを選んでいます。また、この手の記事によくある「英語学習者向け」のチャンネル(=英語の解説などある番組)はもちろん一切含めていません。

今回の記事で紹介しているYouTubeチャンネルをハシゴして見れば、

「日本にいながら、アメリカのテレビをチャンネル変えまくって見る」という感覚に限りなく近づけることも可能

かと思ってます。



1-1🦁この記事の対象者

この記事では主に以下の方を対象としています。

・資格試験のリスニングはある程度聞けるが、「海外ドラマ」や「洋画」などのリスニングの難しさを痛感していて、そのギャップをどのように埋めていけばいいかが分からない
・アメリカのトークショーについて知りたい
・アメリカのテレビ番組について詳しくなりたい
・アメリカに留学したい/これからすることになっている
・ポッドキャスト以外で、おすすめの生英語教材を知りたい
ただ面白いだけのチャンネルでなく、「英語学習者目線」で役に立つYouTubeチャンネルだけ知りたい

英語力の目安としては、「英検1級に挑戦できる英語力」/「TOEIC860点以上程度の英語力」があるのが望ましいかと思います。

また、まずは本記事の目次をご覧いただき、「知りたいな」と思う情報が複数ある場合、この記事から得るものはあると思います。



1-2🦁この記事の特徴

・ただ面白い・人気があるチャンネル、でなく、「会話が多い」、かつ、「不要な間が少ない」番組を選んでいます。

「英語学習者目線」でリスニング力のブレイクスルーに効果的であろうチャンネルを紹介。

・「アメリカのテレビ番組のYouTubeチャンネル」に限定。

日々のリスニング学習にどう取り入れるかのおすすめチャンネル登録プランと学習のポイントを提案しています。

・全てのチャンネルに「英語学習者目線」での「おすすめ度」を表示し、まずはどれを見るべきかを詳しく解説しました。

・難易度が高いものや、見る人を選ぶもの、背景知識がないとキツいものに関しては補足コメントをつけたり、おすすめ度を下げています。

・全て自らの実体験をもとに、「アメリカ大学院留学前に見ておけばよかった」というものを選んでいます(後述します)。

・トークショーの日本との違いなど、背景知識も解説



1-3🦁この記事を書いているサラのプロフィール

英語ジムらいおんとひよこ代表

コロンビア大学大学院 修士課程修了
(優秀奨学生章受賞)

英語教授法修士
(Master of Arts in TESOL from Columbia University)

ETS (Educational Testing Service) 米国本社
問題作成者として勤務。

​ IELTS Speaking 8.5
​英検®1級
英語発音テストEPT®100点(満点)
国際発音協会認定 英語発音指導士

大学院進学前はバックパッカーとして世界を周り、世界1周を達成。大学院留学が初留学の "純ジャパ"。

[ SNS ]
各SNSや運営ウェブページ・詳細プロフィールなどはこちら

また、この4年間、アメリカのニュースを全エピソード欠かさず見て研究し、「フルスクリプト入手可能なおすすめのポッドキャスト」は以下の記事にまとめていますので、まだご覧になってない方はぜひそちらもお読みいただければと思います。



1-4🦁トークショーを聞く重要性:リスニング力アップに欠かせない「リスニング学習のビッグ3」

さて、リスニング力を上げるのにいろいろ段階などあると思いますが、らいひよの生徒さんからリスニングのアドバイスを求められた時、僕はよく以下のように答えています。

資格試験のリスニング問題が聞けるようになって、TEDのような素材が聞けるようになってきたら、まずは「ニュース英語が9割聞けるレベル」を目指すといい

ニュース英語はとにかく上質なインプットの宝庫で、リスニング力を向上させるのにはマストな絶対に欠かせない素材です。食事に例えると炭水化物くらい大事だと思っています。

しかし!

やはりTEDやニュースを聞いている「だけ」では、リスニング力がどこかで頭打ちすると思います。

英語が上級レベルになってきたら、①「ニュース英語」と合わせて②「テレビ番組(特にトークショー)」洋画・海外ドラマ」の3つをバランスよく組み合わせるのがいいと思います。これを勝手に「英語リスニングトレーニングのビッグ3」と呼ぶことにします。

「英語リスニングトレーニングのビッグ3」
ニュース英語を聞きまくる
トークショーを始めとした、テレビ番組を見まくる
洋画・海外ドラマを見まくる

しかし、ここで問題なのが、③の洋画・海外ドラマリスニングの難易度がかなり高いことです。聞きやすい洋画・ドラマもありますが、普通の学習者にとって、多くの洋画・ドラマは「圧倒的ラスボス」感満載なリスニング難易度だと思います。

そこで、個人的に重要だと思っているのが、ニュースよりは難しいが、洋画・ドラマよりは見やすい「トークショー」「テレビ番組」を見まくることです。

もちろん内容によっては洋画よりも難しい番組もありますが、総じてトークショーの方が見やすいかと思っています。また、ニュースだけを聞いていると語彙のバランスが偏るので、トークショーでカジュアルな表現や会話に使える表現を大量に聞くということも非常に重要です。

さらに、前述した通り、

トークショーは映画などよりも不要な間や特殊効果が少なく、ずっと話しっぱなしの番組も多い

ので英語学習者目線で大変ありがたい素材です。

車の両輪、ではないですが、「ニュース」と「トークショー」をセットで聞くと大変バランスよくリスニングが鍛えられると思います。


さて、前置きが長くなりましたが、トークショーやテレビ番組を聞く重要性が分かったところで、さっそく本題に入っていきましょう!この記事では、

本当におすすめの絶対に見るべきチャンネル9つ
  +
準おすすめのチャンネル6つ
  +
たま〜に見るべきチャンネル7つ

合計22チャンネル(2022年12月現在で視聴可能なチャンネル)メインで解説します。

また、この記事を書くにあたって徹底リサーチした時に相当数のチャンネルを聞きましたが、22チャンネルのリストに含めなかったものも「番外編」としてリストを紹介しています。

アメリカのニュースポッドキャストも毎エピソード欠かさず聞いていますが、YouTubeも毎日研究しまくって書いたので、この記事は22,000字超えの小冊子程度のボリュームになっており、きっと参考になると思います!

ではいってみましょう!

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