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え!それ買うの役員承認


USBメモリーを買うのに専務に承認もらうって・・・
あまり自社をディスるのは気がひけるのですが、一周回って笑ってしまうことがあったので、お話ししてしまいます。
イベント準備していて、来場者のデータなどその時に会社へ持ち帰りたい個人情報を会場内のWIFIを通して落としてくるのはちょっとリスクがありますよね。そこで、ここは旧来の方法つまりUSBメモリーを持って行って、会場で今あるデータを抜き取って、会社へ持ち帰ろうと思っているんです。会社で必要な情報ですから、当然ながら経費で購入するわけです。


一応上司に・・・

そこで、USBメモリーを購入しようと直属の上司に買って領収書回しておけばいいですよね?と軽く聴いたところ、「お前そんなことも知らないのか?」という目で見られつつ、「購入依頼書を書いてコンピューター室の室長のところへ持っていき、印鑑をもらって、さらに役員に印鑑をもらいなさい。」と言いたげでした。さすがに、私もこういう小さいもの買うのにも
該当部署へお願いすることになったのですね。とは伝えたものの、「え?室長の上?役員決裁?私がほしいのはPCやプリンターじゃなく、USBメモリーなんだけど??」と心の中は騒然としていました。

恐怖の役員


さすがに長く勤めているので、そのコンピューター室の室長は仲がいいので直接聞きに行ってみました。
「いつからこの書類を提出して、あなたの上の役員まで決裁もらうことになったんですか?」と聴いたと頃、この役員が自分の上になってからのことで、もう、自分はなんとも思っていなかったけど、お前に言われたら
やっぱり変だよな。」と言って苦笑いしていました。あまりにも非効率だし、反対しなかったんですか?と聴いたら、楯突いて酷い目にあってる奴がそこらじゅうにいるの知ってんだろう。宮仕えは厳しいんだよ。とほほ。と言っていました。

何がいけないかわかっていない組織


ちなみになのですが、我が社は文房具に事欠くほど状態が悪い会社ではないのです。しっかりもらえるものはもらえる会社なのですよ。USBメモリーって128Gでも2〜300円ですよね。なのに、こういうことになっているんです。実はこういうことになっているのは薄々気が付いてはいたんです。でも、直接自分の身に降りかかってくることはなかったので、みないふりしてたんですね。しかし、はっきりこういうことが起きると、「やっぱりおかしいでしょうよ、それは」。と当たり前に思えるんですよね。これが組織の端っこに座っている人のいいところでもありますね。

なんとか定年を待たずにここから脱出したいと強く思ったある日の出来事でした。

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ブログにはまだ英語でのカードリーディングと聴いてほしい音楽についてのみ掲載しております。他は随時拡張していく予定となりますので、長ーーーい目でみていただけると嬉しいです。

サラダ

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