クラブハウスで音楽配信する意味はあるか
クラブハウスというのは
クラブハウスは現在のところ (2021/02/11現在) iOSに特化した招待性の音声のみで繋がるSNSで、
クラブハウスに関しては既に色々な記事が立ち上がっており敢えて私から説明するよりより詳しく記述されている下記のリンクをご参照ください。
Clubhouse(クラブハウス)の詳細や評判は?アプリの使い方もご紹介!
Clubhouse高音質化計画/オーディオインターフェース経由でマイクを繋ぐ方法・BGMも流したいね!
クラブハウスで音楽を配信するために最低限必要なもの
これに関しても様々な記事やYouTubeでのハウツー動画が日々アップデートされています。
日々皆さんが研究して、この機材との組み合わせが良いのではないかという研究をされています。
なかでも、イタリアのIK Multimedia社から出ているガジェット「iRig 2」に多くの人が辿り着くのではないかと思われます。
筆者も、別のストリーミングサイトで使用しているIK Multimedia社の「iRig Streaming」を初めクラブハウスで使い始めましたが、このAIだとモノとステレオの切り替えが複雑らしく、海外の方が多く使用している「iRig 2」と周辺のケーブル、プラグなどを購入して始めました。基本的にはクラブハウスはモノラルオンリーですので、間違いのないようお願いします。iRig 2はあくまでも、ギターやベースなどを鳴らすために開発されたものだという事もお忘れなく。
結果としては、配信は出来る。
さてiRig 2を購入。自分の場合、DJ Mixerから出力した音源を最終的にiPhone上のクラブハウスで鳴らすのが目的なので、まず、
① IK Multimedia社「iRig 2」をゲット
②RCA→ステレオミニピン
(ケーブル)
③ステレオミニピン→標準
(プラグ)
これでiRig 2の標準ジャックに突っ込みます。
出音は、iRig 2に付いているミニジャックをLightningに変換します。
④ミニピン→Lightning
(変換ケーブル)
⑤iPhoneをスタンバイ
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さあ、これで世界中で発表されている一般的な
「クラブハウスでの音楽配信の仕方」
になりました。
まず、iRig 2から出ている④をiPhoneの Lightningに挿して、Roomを始めてみましょう。全世界なのかフォロワーだけか、特定の人に向けてなのか、まず「Add a toppic」でRoomの名前を付けてみます。
「Open」公開
「Social」フォロワーだけに向けてのみ公開
「Closed」指名した人のみ
の設定をして「Let's go!」
すると、Lightningにケーブルが入っている状態だと、クラブハウス側が、これはトークモードなのか音楽モードなのかを自動的に尋ねて来ます。
この場合、音楽を配信する事がまず前提なのですから、「Yes, Music Mode」を選択します。
さて、これでDJミキサー等から何か音源を流してみましょう。
AMラジオレベルどころでは無い
この際、自分のデバイスだけでチェックしてはどのように他の人のデバイスで「鳴って」いるのか分かりません。例えば、ご家族、友達が別のiOSデバイスをお持ちで、尚且つクラブハウス会員という、自分の鳴らしている音を客観的に聴ける環境にあれば、自分の音がどのように「鳴って」いるのか聴いてもらいましょう。自分の環境だけでは他人からどのように聴こえるのか分かりませんから。ご家族、お友達がクラブハウスに加入されていたら、自分のチャンネル、Roomに入って、どんな風に「鳴って」いるのか時には「貸してもらって」確認してみましょう。
聴くとあなたの心にかなりの衝撃が走る事でしょう。「こんな音では無かった筈なのに。」と。モノラルどころかこんなに音が圧縮されているとは。とにかく「綺麗な音楽を聴いてもらう」ようなものては無いという事が分かるはずです。
むしろ後ろでBGM的に鳴っている音の方が心地よい
とまぁ、ここまでが、私の実体験です。時々クラブハウス内で、音楽を聴かせる目的ではなくBGM的同じループを鳴らしている人々もいます。むしろこれ位が、ハッとしたりします。
また、如何にクラブハウスの音をよく聴かせるか、と研究を重ねている人もいらっしゃるのも事実です。
話題の音声SNS『Clubhouse』上で多チャンネル入力かつ高音質に配信を行う方法を公開!
私は、これはこれで否定しませんが、クラブハウス内で音楽を鳴らすために、様々な機材を購入する事に今日現在(2021/02/11)あまり意味を見出せずにいます。
やはり会話を楽しむメディアとしては画期的ですが、音楽を聴かせるメディアとしては、まだ道半ばと言わざるを得ないでしょう。音楽面に関しては今後に期待というところでしょうか?
音質が自分の思ったように綺麗では無くとも、自分の音楽をただ多くの人に知ってもらいたい人には手軽でうってつけのメディアでしょうが、足元も見られる事を覚悟の上で配信してみてください。
(2021/02/12現在)
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