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詩『いつも ともに』


ピエール・ボナール『ミモザのある階段』(画像は拡大できます)

いつも ともにある
時に見えなくなるだけ
それが希望
厚い雲に遮られて
日が差さないように思う時にも
光が届いているように

いつも ともに歩いてる
時に見失うだけ
それが希望
霧が深すぎて
見えなくなることがあっても
道が続いているように

どんな思いを抱えていようと
どこで暮らしていようと
精一杯の日々を生きている
そんな今の自分のために
明日や未来につながる今を諦め
捨ててしまわないように

希望は ある

朝夕の空を赤く染める太陽や
夜を優しく照らす月のように
心の琴線に触れる言葉に出合う本や
荒れた心を鎮めてくれる歌のように

希望はいつも ともにある

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