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詩『届け! ぼくの歌』

寂しい時 青い空の下で
ぼくは歌を歌う
大きな空に寂しさが吸い込まれる

楽しい時 道を歩きながら
ぼくは歌を歌う
太陽がいつもより眩しい

悲しい時 真っ赤な夕日に向かって
ぼくは歌を歌う
悲しみが涙に流れていく

歌を歌っていると
嬉しい時はもっと嬉しく
悲しい 寂しい気持ちが半分になる

だからぼくは歌が好き
誰かに聴いてほしいけど
上手くないから恥ずかしい

風が吹き抜けた
野原がなびく
草や花が揺れる
ぼくは歌った

風が運んでくれるといいな
遠くまで飛んでいくといいな
ぼくの歌
誰かに届くといいな

クロード・モネ『ポプラのある草地』


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