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詩『青い色は』
雨が降る
濡れた人しか分からない
冷たさがある
涙が流れる
泣いた人しか分からない
胸の内がある
雨が川となり
滝となって流れ落ち
深い淵となるように
これまで流した涙も
心の中に湛えられ
淵となっていくのだろうか
地図になく
知る人もない淵の
深さを知るのは自分だけ
ぼくは願っている
雨が上がることを
雲が消え去る日を
いつか青空が広がり
見上げる時が来たなら
一歩 踏み出してみよう
青は そういう色だから
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旧年中はありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
荒神咲夜
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