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詩『金色の橋』
雨上がりの虹のように
朝開いて夜しぼむ花のように
美しく儚い
追っても探しても現れない
夢のように
泡のように
束の間の存在
光が架ける金色の橋は
闇の中で迷った時
夜空を行く月の光が
頂に差し掛かった時に
架ける橋とも
道に迷った時
西へ向かう太陽が
地平線に沈む間際に
架ける橋ともいう
押し寄せる悲しみの波や
荒れ狂う苦しみの海の
向こうへと導き 渡す
金色の光の橋が架かる時
下を向いていてはいけない
光は空から差すのだから
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