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キラキラの瘴気(ある売れないHM作家の話)

今回はですね、売れないハンドメイド作家の私が思うことを書いてみるお話です。特にこれをやったら売れる!みたいなノウハウではありません。

私も頑張ってるのに売れないのよーという作家の皆さん、辛くて大変なこといっぱいあると思いますが、何が一番辛いですか?
私は一番って言われるとやっぱり「売れてる作家さんを見て自分がなんか惨めに思えてきて辛い」ですね。
これってね、頑張ってる人の悩みだと思うんです。
「他にももっと素敵な作品があるから私のは見てもらえなくて当然だよね…」とか、「売れないのは私の作品がダサいからだわ…」とかいう作家さんはもうちょっとクオリティ上げればいいだけだと思うんですよ(バッサリ切ってごめんなさい。でも実際そんな甘い世界じゃないんです)

自信をもって作っている作品なのに売れない。そして売れている作家さんと自分の落差に落ち込む…。
そんなもの比べても、もともとの環境が全く違うんだから気にしても仕方ないという人もいます。そしてそれは私も頭では分かっています。
でもそれでそうだよね、気にしなくていいんだ!ってできてたら落ち込んでません(-_-;)

それでどうするかというとですね。
簡単です。

「見ない」

は?と思ったでしょう。でもこれが一番いいんです。
最初はこの人素敵~♡と思ってフォローした人でも、あれ、なんかこの人の文章とか写真とか色々見てると目から汗が…なぜでしょう(´;ω;`)となったら(私はこれをキラキラの瘴気に当てられたと言っています)、すぐにフォロー解除(もしくはミュート)します。
例えフォロー解除されたとしても、された方はそんなに気にしてません。
気にしてたとしても、数日経ったら忘れます。
いいなと思った人はどんどんいいねとかフォローしましょう。素敵な出会いかもしれないのに、しないのはもったいないです。
でも思ってたのと違ったなぁと思えば、さよならすればいいんです。
(実生活でこれをやると、なんて薄情な方!ってなっちゃうので、あくまでネット上の素敵だと思った人がそうじゃなかった場合の話ね)

図書館みたいなものだと思っています。これ、面白そう!と本を借りて帰る。面白かったものに関しては、後に購入したりまた借りたりする。対して面白くなかったなぁというものは返して終わり。
とにかく借りてみないと本の中身はわかりませんよね。これ、私に合うかわからないし…と借りないのはもったいないと思います。

それと、落ち込みがちな作家さんに必要だと思ったものがもう一つ。
それは「仲間」です。これは首を縦に振って聞いてくれる方もいるのではないでしょうか。
仲間といっても、「売れないよね~」「そうよね~私も売れないわぁ~」とただ愚痴大会が開ける友達のことではありません。「売れないことを真剣に悩んでいる」「わかった。では会議を行おう」と一緒になって考え、切磋琢磨できる同志です。
愚痴大会が開ける友達がいらないということではないですよ。ただ、ここでの仲間の定義は、傷の舐めあいだけの関係ではないということです。

ただね~、これって本当に見つけるのが難しい!私も欲しいもん!
ということでもしこれを読んで「同志よ…!」と思ってくださった方、海原が仲間になりたそうに見ています!声かけてください(笑)結局受け身ー!!

新しい土地で心機一転、新しいスタートとなりました。 今は一人暮らしのためにお仕事頑張り中です。 もしよかったら応援してください。