その22 ただ電車に乗って、石を拾う簡単な旅です。(妙高高原~直江津~市振)
こんにちは。
旅の話の続きです。フリー切符を買った北しなの鉄道の先、越後トキめき鉄道は、妙高高原から直江津までの妙高はねうまラインと直江津から市振までの日本海ひすいラインの路線を持っている第三セクターです。
路線のイメージカラーも車両に反映しています。
直江津から糸魚川へ乗り換えるとき、跨線橋の上が改札とその反対側に待合室とロッカーがあるのを発見し、素早く荷物を入れて電車に飛び乗りました。
席が山側のため、車窓の風景が撮れませんでしたが海水が透明できれい(≧▽≦)
ですけど、晴天にして波高し。。。石、拾えるかなあと不安を抱きつつ糸魚川に到着しました。
メインストリートからの広場への道には石の標本が置いてあり、触りつつ観察しつつひすい海岸まで歩きました。
車窓から見た通り、透明で青い海が広がってましたが、ぐわんぐわんと高い波が荒れ狂ってました。
海岸は海水できれいに光る様々な色の石が敷き詰めたかのように広がっており、ここからひすい拾うのはやっぱり難易度高いなあと思いました。
濡れるからと持ってきたビーチサンダルは、ゴロゴロとした石の海岸には不向きでした。。。
波と戦いながら気に入った石を拾い、海岸前のコンビニでアイスとポカリを買って食べながら駅まで戻りました。
糸魚川駅は新幹線が止まる駅なので、駅弁売っているかなー?と探してもないという衝撃をうけ、仕方なくおにぎりとお茶を買って次の海岸へ向かいました。
電車のラッピングが可愛くてテンションが上がります。
青海駅、読み方はゆりかもめの駅名とは異なり「おうみ」です。無人駅とは思えない広く立派な駅舎にびっくりしてました。今年の三月まで有人だった場所にはどことなく人のいた気配だけが残っていました。
駅からすぐの海岸に行き、ちょうどあった東屋でお昼を食べながら海を見てました。人の気配はほぼない海岸でまた石を拾ってふらふらしてました。
駅に戻り、電車が来るまでの間ホームを色々眺めてました。以前はどんな駅だったんだろうか、どんな電車や人が行きかったんだろうか。。。そんな想像を掻き立てるような駅でした。
ついに市振駅に着きました。親不知は降りませんでしたが、駅周辺の迫る絶壁を見て察しました。
ふと改札口を見上げたら、黄色いくちばしが並んでました(’-’*)
さてどうしようと集落のところへ歩いていくと、奥の細道の碑が。芭蕉さんここまで来てたのか。。。親不知の難所の直前ポイントのためか、宿場町の雰囲気が残る場所でした。
何とか海岸に着き、カモメに見守る中石を探してみる。
市振駅に着いた時から曇ってきた空から雨が降り始めてきたので、駅へ急いで戻りました。
今日の宿は素泊まりでお願いしたので食べ物をどうしようかと思ってました。
それで買ったのは直江津駅の駅弁でした。改札口すぐそばで駅弁屋さんのおじさんに勧められ、買った駅弁は少し暖かい。
宿で開けてみたら、甘辛く煮付けた鱈が美味しく、ぎっしり詰まったお弁当でした。
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