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その41 獣の声を聞きつつ、飯田線秘境駅巡りの中盤戦( ;∀;)(青春18きっぷの旅④大嵐~~千代~為栗)

こんにちは。

前回のおさらい。

虫は湧いてなかった。でも獣の気配がする飯田線秘境駅の旅満喫中。

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大嵐駅の駅舎の内部はとてもきれいなログハウス風でした。しかし気になることが一つありまして、着いた時から駅一帯に金属音が不定期に響き渡っていました。

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。。。これ、あれだ。猟銃の音。しかも近いかもしれない。まじかよ。。。と、思いつつ駅周辺を探索。駅を出るとなぜか駐輪所があり、書いてある連絡先へ連絡すると乗っていいそうです。それよりも、電車から見えたつり橋が渡りたい。誰もいない駅なので、荷物を置いて渡ってみることにしました。

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山奥に立派なつり橋です。渡って行くうちに対岸に愛知県の県表示が見えてきました。どうやらつり橋の真ん中が県境のようです。駅側は静岡県でした。往復してからそのあとは駅舎でゆっくり電車を待っていました。トイレは水洗できれいでしたが、明かりがつかなかったので携帯の明かりを頼りにしました。。。まだ金属音は響いています。

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もうそろそろ電車が来る頃、ホームへ移動したときくらいに鹿の声を聞きました。それとその後に人の声。「ほーいほーい」と聞こえた声は恐らく獲物を追い込む声。がさがさと茂みが動く音。

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ってホームからすぐ真ん前のトンネルの上に人影が、そして犬の姿も見えた(; ・`д・´)おいおい、ここで狩っていたのかよう。。。

驚きつつ、11:12 天竜峡行に乗る。

12:04千代到着。自分を含めて二人下車しました。

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秘境駅降りるごとに写真だけ電車に乗りながら撮っている人が多数いるのですが、ここでわざわざ扉を開けて(扉はボタンで手動式)身を乗り出して駅名看板を撮るおばさんのおかげで危うく定刻発車ができなくなりそうになってしまうところでした。皆さんも自分も気を付けましょう。運転手さんと車掌さんが慌てていましたので、思わず私は身体を引っ込めてとおばさんに注意してしまいました。

降りたもう一人はそのまま駅の裏へ伸びる道へ歩いていきました。ここは隣が天竜峡駅のためか、人家の裏庭に駅がある、のどかな秘境駅でした。

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駅ノートを読んでいると、今までの駅とは違い天竜峡方面から歩いてきた人の記録がちらほら見えました。あ、駅ノートの残りページが少ない。どうしようか。。。でも新品のノートは持っていない。申し訳ないと思いながら、残り少ない場所に私参上と書きました。すいませんでした。

ここの駅のおかげで「秘境駅に行くときには新品のノート」が次回からの装備品に加わる予定です。昼ご飯を食べて次の電車が来るまで駅の周辺を歩き回りました。

もうそろそろ電車が来る頃、不意に電車が遅れているという連絡がベンチ前のスピーカーから流れてビビりました。これは駅に人がいたら流れるのもだろうか?それにしても誰もいない駅にこれはびっくりしました。5分遅れて電車が到着。予定12:52豊橋行に乗る。

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13:20過ぎに為栗到着。うわわ、湖だ。自分含めて3名降りました。うち一人は輪行袋を持っており、自転車を組み立てています。ここにいる時間はわずかです。

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駅から見えていたつり橋行きたいと早足でずんずん進むも、往復すると時間かかりそうなので橋の真ん中あたりで駅舎の撮影を素早く撮り戻りました。もう一人の方は一眼レフを片手に橋を往復し戻ってきました。

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エメラルドグリーンの湖を眺めつつ次の電車を待ちました。駅ノートを書いた人の中には林間学校で近くのキャンプ場に泊まっていた学生の記録もありました。

確か以前は集落がこの近くにあったが、ダムのため沈んだ地域があると事前のネットでの予習でありました。

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この飯田線、高低差がないようになるべく山に張り付くように集落を見下ろす小高い位置に走っています。その集落がエメラルドグリーンの湖に変わっても、変わらず天竜川に沿うように走っているその姿を今まで見てきた車窓の集落を思い出しつつ次の電車を待ちました。13:45 岡谷行に乗る。

まだまだ続きます。





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