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日本保守派の大半は、皇室を破壊する者たちなんだなと実感

私はYouTube動画が好きで、よく観ています。

アンテナを立てているせいか、皇室•皇族関係のニュースのサムネイルが良く表示されています。
ここ数日は天皇皇后両陛下のイギリス訪問関係のニュースが多く、よく観ていることもあるのでしょう。

イギリス王室をはじめ、イギリスの方々が私たち日本人の宝である両陛下を温かく迎えて下さる様子に感動しきりです。
何より、両陛下が嬉しそうに、幸せそうにしていらっしゃる姿に、心の底から良かったなぁと感謝の気持ちで一杯になりました。
両陛下の姿を見ていると誠実に生きることの大切さを学ばせて頂いているように思います。
日本人として誇りを持って生きることは、豊かな交流の礎となるのですね。

日本人として生きるお手本となって下さる、かけがえの無いお方を天皇として頂けることは、本当に有難いことです。


さて。

そんな感動しきりな中、過去の皇室問題に纏わる動画も流れてきます。

保守として有名な方で、戦後の日米関係と日本の現状などについてわかりやすく解説して下さるので、勉強させて頂いていました。

皇室問題についても解説されているんだと興味を持ち、動画を見始めたのですが。
申し訳ないのですが、スタート5分で気分が悪くなり、見るのをやめてしまいました。



•悠仁親王までの皇統継承は確定している

•男系男子という日本の伝統はゆるがせにしてはいけない

•日本の皇統を守るためには、旧皇族の皇籍復帰の気運を高めねばならない


この3点を聞いたとき、"あぁ、日本の皇室を破壊する最悪の一打は、保守派の不勉強なんだな"と恐ろしくなりました。

•内廷皇族ではない皇嗣は皇太子と違い、暫定的な継承順位でしかない

•男系男子は皇室の伝統ではなく、明治時代に政治的な思惑で定められたに過ぎない

•旧皇族の皇籍復帰には、旧皇族である梨本宮と中国籍男性など問題となる養子縁組があること、五輪汚職など旧皇族による犯罪行為があること、門地による差別を禁じる憲法との整合性、宮家が増えないように伝統的な暗黙のルールと折り合わないなど、簡単に乗り越えられない問題が山積みである


私は勉強家でもなく、皇室についての知識は少ない方です。
そんな私でさえ知っていることを知らず、まるで全てを理解しているかのように間違った知識の上で見解を述べ、それを信じる多くの人たちに誤った認識を植え付ける。

よくも真剣な顔で「日本の未来に皇室は必要、護らなければならない」なんて言えるよなぁと腹が立ちました。 

この方だけではありませんが、人々から尊敬され、頭がよく、行動派で、素晴らしいリーダーシップを発揮されている保守論客の方の多くはなぜか男系男子が伝統とかY遺伝子継承とか、意味のわからないものを信じています。
天皇とは神と日本人を結ぶ絆であり、神により示された生き方を民にその生き様を持って示すのが天皇の大切な役割だという、根幹の部分を全く理解できていません。

頭がいい人たちは、人間が創り上げた科学を有り難がります。
それはもちろん人の営みであり、功績ではありますが、人だけでなくこの世界のすべての生きとし生けるものは神様なくしては存在し得ないのです。

人が生み出した科学も、神様がこの世に生み出した素材がなければ現象として現れません。
人が神様と同等、もしくは、神様を超えたときは、一から宇宙を作り出せた時です。
神様が作り出し、与えてくださった物を使用してしか己の能力を示せない存在が私たち人類なのだと、本当の保守は自覚するべきです。

人の理で天皇を定義することは、日本人が古来より守り続けてきた大切な教えを捨てることになるのです。


それが受け入れられなくて、何が保守か。
私たち日本人は、神代の伝説を先祖に持つ稀有な国民なのです。
私たちの中に確かに受け継がれている感性は神様に授けられた教えであり、たとえそれが現代の感性と合わなかったとしても、正しい人の道に繋がっているのです。

そんなことが受け入れられない人間が、天皇陛下を御守りするなどと言うなと言いたいです。


本気で皇室を護りたいと思うなら、真摯に皇室に向き合ってほしい。


悔しくてたまりません。



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