『ウェストワールド』みています

SNSでの勧誘がすごかったNETFLIXで「ロスト・イン・スペース」を、つい観てしまったが、とんだファミリー映画でずっこけました。SFアドベンチャーだけど最終的には主人公達の成長と家族の絆がテーマ……。これは1960年代の米テレビシリーズ『宇宙家族ロビンソン』の劇場用映画化作品だそうだ。観はじめてしまったものは仕方ない。筋だけ知ればいいので間髪いれず、一気に観ました。

同じリメイクでも『ウェストワールド』は秀逸だ。1話ごとに重みがあり余韻があふれ、続けざまに観れません。重みの理由は『メメント』『ダーク・ナイト』『インターステラー』など深みの在る脚本で知られ『ウェストワールド』ではプロデュースと監督を担当するジョナサン・ノーランの力量でしょう。シーンのループ効果や重層的なリアリティ、無表情なアンドロイドに浮かべる情緒的なイメージ、それらが観る人の根源に揺さぶりをかける感じ。シーズン2は5月下旬からスターチャンネルで放送予定なんだそうです。

シーズン1は「西部劇ワールド」が舞台になっているが、シーズン2は「将軍ワールド」が舞台になるらしい。真田広之や菊地凛子が出演の模様。黒澤明や千葉真一の影響がディテールに影響を与えているそう。ちょっと心配……。

オリジナルの「ウェストワールド(1973年)」はユル・ブリーナーの存在感が圧倒的でしたが、調べてみると監督、脚本はマイケル・クライトンじゃないですか。テーマパーク的空間が狂っていく図式は「ジュラシックパーク」に重ななります。
<テクノロジーとそれを扱う人間の間違いを描き、最終的に生物工学的大災害を生じるストーリーが多い。近未来を舞台にした小説では、医学や科学の知識を基盤としている。 身長は206.6cm(WIKIより)>

マイケル・クライトン身長2メートル6センチって、本人がロボットなんじゃ……。

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