楽をしてボキャブラリーを増やす方法
「文章が苦手。ボキャブラリーが豊富じゃないから」という声を時々聞きます。ボキャボラリーが豊富に散りばめられている文章がいい文章とはかぎりませんが、「言いたいこと」「感じたこと」を伝えるための言葉がなかなか見当たらないときにそう感じます。そんなとき、ヒトコトで言い表せる人をボキャボラリーが豊富な人、ということになるのでしょう。
では、ボキャボラリーって、どうやって増やしていくのでしょう?「自分がボキャボラリーが貧困」と感じている人は、ボキャボラリーを一つづづ覚えていくものだ思っているのではないでしょうか?
じつは、ボキャボラリーは、耳を使って増やしていくものです。学校の先生やテレビやラジオのニュース、報道・教養番組を通じて語られる教養や歴史、政治経済の言葉や文化や芸術の用語など、それらはボキャボラリーとして聴覚を通じて脳にインプットされるのです。
よって、ボキャボラリーを豊富にしたいと思うならテレビやラジオを視聴するのがいいでしょいう。最近は、テレビ見ないという人も増えています。そこで、おススメなのがNHKのラジオアプリ「らじる★らじる」を聞くことです。リアルタイムでラジオ第1、第2、NHK-FM、そして聞き逃しも聞くことができます。アナウンサーの語りはボキャボラリーの豊かさに加え、文法も正確なので自然に言語感覚を磨くことができます。
また、あるいはオーディオブックなどを聞くといいでしょう。楽しみながら、さまざまな言葉を情感や好奇心をもって、自然に覚えることができます。先の「らじる★らじる」には朗読番組もあるので、これを利用するのもいいですね。
時間があるときは、これらの番組や朗読を聞きながら、メモを取ることです。気になる言葉が出てきたら、それをメモしておいて、漢字がわからなければ後で調べてリスト化しておく。そうして出来たリストはそのままあなたのボキャボラリーリストとなります。
ボキャブラリーは耳から、ぜひ試して下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?