2023/9/16 質疑応答

・興味深い内容だったので答えます。

・結論から言うと、僕は多様性描写は多少過剰であったとしても“必要“だと思っています。と言うのも、僕も以前まではあまり深く考えてはいなかったのですが、『リトル・マーメイド』の実写化の際に読んだ誰かの記事で、“多様性は私たちだけではなく、子供たちのためにも必要である(要約)“といった内容のものを読み、とても腑に落ち、そういう風に考えるようになりました。

・つまり、ここ最近、過剰なまでの速度で多様性に重きを置いたキャスティングやキャラデザの作品が増えているのは、これから生まれてくる子供たちのために一刻も早くそういった作品を増やさなければならないからだという事です。

・勿論、そういった作品をあなたが「自分には合わないな」と思う自由はあります。しかし、僕たちが、自分の感覚に合う作品、合わない作品がどちらもあるという状態はかなり恵まれているのだという事を忘れないようにしたいなと僕は思っています。もし、この世界に“自分の感覚に合わない作品しかない“という状態だったらそれは結構絶望するかもしれません。

・これから産まれてくる子供たちに、こういう生き方があると教えてくれる作品や、貴方はそのままで良いと肯定してくれる作品があって欲しいと僕は思います。そのためには出来るだけ、沢山のパターン、選択肢を用意しておくべきなのだと思います。

・そもそもの話をすると、“必要じゃない人“なんてものはこの世界に居ないと思います。逆に言うと、“必要な人“も居ないかもしれません。人は、たまたまそこに“在る“だけだと思うのがもっと自然な形なのかもしれません。その人の在り方で勝手にジャッジせずに、ただそこに居るという事をそのまま受け入れれば良いのかなと思います。だって、世界ってそういうものだから。

・まとまりの無い文章で申し訳ございませんが、大体そういった理由で、僕は多様性は“必要“だと思っています。あなたはどう思いますか?

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