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2023/2/13 hit and away

僕が絵を描く時は基本的に“hit and away“だ。

つまり、少し描いて離れる。少し描いて離れる。の繰り返しである。

絵描きの一般的なイメージは“一晩中机に向かい作業に没頭する“なのかもしれない。僕も出来るならそうしたいものだ。しかし、僕の場合は机に1時間以上向かっていられない。なので部屋をほつき歩いて気が向いたら描く。くらいの温度感で作業している。恐らく普通に描き続けるよりも時間はかかるが、コレが僕の最速なのだ。

そもそも、僕は作業に入るまでの時間も異常にかかる。夏休みが終わる直前に宿題をする子供のように、〆切ギリギリまで手をつけずに日々ぼんやりと過ごしている。でも勘違いして欲しくないのはそれは別にサボっているわけではなく、その“ぼんやり“も自分にとって必要な時間なのだと思う。

結局机に向かわないと何も始まらない事は分かっているが、この“ぼんやり“の時間がないと本当に気持ちが入らない。恐らく作業に必要な時間のうち8割くらいは手を動かしていない。

逆に言えば、日々映画を観たり散歩をしたり一見リラックスして過ごしている中でも、常に仕事のことを頭の片隅に入れているので完全なる休日が中々訪れない。“ぼんやり“と言いつつ、その時間に何か自分の中で組み上がってるものがあるんだろうなと思ってる。自覚は無いが。

今日も概ねそんな感じだった。買い物行ったりアニメ見たりする合間に作業を進める。明日〆切だが、はたして間に合うのだろうか…。

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