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順風満帆な時こそ知っておきたい運の法則

「運と不運の正体(SB新書) 島田秀平著」 

 手相といえば!というぐらいの人気芸人の島田秀平さん。私は島田さんのYouTube番組「お怪談めぐり」が好きでよく観ています。観ているうちに島田さんの立ち居振る舞いから人間的にどんどん好きになっていきました。
  1、聴く姿勢 (話しやすい雰囲気作りが素晴らしい!)
  2、リスペクトする姿勢 (先輩後輩関係なしの姿勢が素晴らしい!)
  3、でしゃばらず、相手を立てる姿勢 (さりげなさが素晴らしい!)
動画から伝わってくるのです。素晴らしい方だなあ・・私にないところばかりだ。島田さんって良き運やご縁を味方につけられているのが画面からもよく伝わってきます。そんな方は運というものにどんな風に向き合われているんだろうか。
その辺が知りたくて、本を読んでみました。

わたしが本書から学んだ5つ

  1. 運と不運の分かれ道は『今、何をするか』ということ。自分を動かし、    行動し続けること。

  2. 『筋のいい努力』をしていこう。

  3. 尊敬を集める『年の功』になるか疎ましがられる『老害』になるか。  

  4. グイグイ踏み込まない距離感さじ加減を心がける。

  5. 順風満帆な時ほど感謝の気持ちを忘れがち。

わたし風の解釈

  • 『行動し続ける』・・この“し続ける”にハッとさせられた。そういえば、最近ふと目にする文章の中で良く目につく表現だ。自治体の広報誌やネット情報、立ち読みした雑誌の見出しでも出合ったように思う。今の私へのキーワードなのだろう。自己分析してみた。瞬発力、行動力は確かに誰にも負けないくらい早い。ただ、発作的に動くが、飽きるのも早い。同時に忘れるのも早いし、記憶から跡かたなく消すのはずば抜けて早い。島田さんは「天は自らを助る者を助く」という言葉を引用され、コツコツ努力している人であればこそ、運気の上昇期にさまざまなご縁やチャンスに恵まれると言われています。わかっているんですよ・・なのにできないんですよ。わかているならやれよ!って自分にツッコミを入れたくなるくらい・・。きっと私のテーマなんだと思う。

  • 『筋のいい努力』・・結構、私今まで努力してきたつもりだったけど、そうじゃなかったのかもと一瞬寂しく思う。「自分の中にあるタネを見つけ大切に育んでいくこと。ポイントは”ない”ものを“ある”ようにするのではなく、”ある”ものを伸ばすことだと思う。」と本書に記載あり。ん〜かなり難しいぞ。私の中にあるタネなんて・・今後の課題だな。まだ見つけらていない。このnoteを続けていくことで自分の中の気づかなかったタネに気づきたいと思う。しかし、筋のいい努力っていい表現です。

  • 『年の功』と『老害』・・この紙一重の対比はハッとした。まさしく今の私の最適課題です。私のいる職場(職業)は、なぜか『老害』を感じさせる先輩ばかりでした。将来の私をみているようで辛くて、とにかく嫌で嫌でたまらず現場から退いた。職場からは退けても、ヒトとしての人生で『老害』を与えまくる要素は私には充分にある。島田さんは本書の中で40歳代でナンバーワンに返り咲いたホストのインタビュー記事に触れている。20歳代の頃は常時ナンバーワンの座にいたが年を重ねるごとに順位が下がり、若手ホストのヘルプ役まで落ちてしまった。なんとか這い上がりたい一心で心がけていたのが自慢話と後輩へのアドバイスはしないこと、何より後輩から教わること。後輩が度を越した対応をした時には、10回に1回のペースでビシッと注意をしていたとのこと。若手に教えを請いつつ、時には年長者としての責任を果たす。このバランスを保つのは本当に難しいと思う。積み上げたプライドを潰して更地にする勇気と、腐らずに、新たな土台を積み上げていく努力によって、ぶれない醸成した土台ができたんだろうと思う。ん〜簡単に頑張りますとはいえないくらいの勇気と努力が必要。私にはできないかもしれないが、忘れないようにこの記事は残しておこう。時々読んで、その時の自分がどちらに傾いているかくらいは、自覚できるようにしておこう。

  • 「グイグイ踏み込まない距離感とさじ加減」・・「わたしはこういう事ができます」と発信しつつも グイグイ踏み込まない距離感、さじ加減を心掛けようと…。これはYouTube番組「お怪談めぐり」の中での島田さんを拝見しているだけで十分に伝わってくる。いつもゲストの方を紹介(番組や出版書籍、イベントの告知など)ばかりされていて、この本の紹介はされてなかったと思う。私はAmazonの紹介広告でこの本を知ったくらいです。そんなことができるのは、本当にかっこいい大人です。グイグイやってます感を醸し出す私には、出来た大人にしか見えません。羨ましいし憧れです。            さっきたまたま見つけたスピードワゴン小沢一敬さんの名言 
       『何をいうかは知性、何を言わないかは品性』           心に刻め わたし!

  • 順風満帆な時ほど感謝の気持ちを忘れがち・・私は今まで、さまざまな良き縁に恵まれ、順風満帆の時期を多く過ごしていたと思います。ただその頃を思い出すとふっと大きな虚無感に苛まれる・・なぜ?島田さんは「win・win・win・win」で考えようと言われている。自分と相手のメリットのwin・winに、世間や社会へのwin(近江商人の三方よしの売り手、買い手、世間)、そして未来の可能性へのwinを加えた4つの「win・win・win・win」へのメリットを考えようと言われている。なぜ私が虚無感に陥ったのか。私は自分へのメリット、つまりwinを一つしか、求めてなかったのだと思う。人前では、感謝の言葉を使っていたが、果たして何に向かっての感謝だったのか。今振り返ると感謝じゃなかったような・・自分だけへの賛美を感謝の感覚と錯覚していたように思う。自己中の極みとしか言いようがない。だから虚しいんだろう。

わたし風まとめ

 順風満帆は英語では、smooth sailing(穏やかに滑るように走る船)書くそうです。 昔は順風満帆と聞くと、すごいラッキーなことがあるイメージを持っていた。でも今は、平凡な毎日が続くことこそが、smooth sailingだとイメージは変わった。少しでも嫌なことがあると「今、私不幸なんだ。ついてないんだ。運悪いんだ。」と思い嘆いてみたりしていたが・・。そんな時こそ、平凡な日が続くことが何よりも順風満帆な幸せを実感するタイミングだったんだ。自分の足元を見つめる時期と言いますか、「おい、調子乗ってないか?自己中やってないか?社会や周りに感謝忘れてないか?」って問いかけるタイミングなんだ。私は、それをやってこんなかった。感謝の向け方を間違っていた。「win・win・win・win」へ感謝の心が持てるように精神を鍛えないといけないと実感した。運を味方につけるため、素敵な大人になるために「学びの5つ」を文句言わずに続けてみます。「win・win・win・win」へ感謝できる心が育めたかどうか自問自答し続けていきます。未来の自分が今を振り返った時に、虚無感でどんよりしなければ、島田秀平さんのような素敵な大人にステップアップし始め、運も味方につき始めてくれたと実感します。
あっ、ちょうどクリスマス🎄。来年のクリスマスの自分を楽しみに!


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