エッセンスその9 幻としての世界、そして夢。
夜、雨です。
いよいよ夢について、夢としての世界とか、幻としての世界について話します。これはある意味でエッセンスと言うか究極のところですね。この生きてある世界、このリアリティの本質に関わることですから。これは語るのもなかなか大変です。何故なら、これもまた僕らは経験で実感して、体感して、認識がどんどん深まって行って、ってそう言う実践的な知識ですから。生きているこの世界にも、僕達の生命体にも、その心にも幾つもの次元と言うか層があります。雲が晴れて行くように膜が剥がれて行くように、どんどんどんどん、リアリティの本質が見えてくるわけですね。そうやって、対面で一緒になってこの世界とか心とかの奥へ奥へ潜って行く。それが場ですね。そうすると、です。もう以前のようには見えない。全く違う景色がね、目の前にある訳です。この世界の全てが夢である、ってことはね、僕にとっては何よりもリアルなことなのです。
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