飛行機の深夜便で眠れなくて辛かった話/発信#5
ルアンパバーンへ向かう飛行機での話です。
日本からの直行便はないため、バンコクやハノイでトランジットをします。
私たちが乗ったのは0:10羽田発・バンコク行きの深夜便。
約6時間のフライトの中で、しょうもないけど個人的には忘れられない出来事がいくつも起こりました。
今回の記事では機内の、しかも自分の座席だけに起きたしょうもない出来事の数々を振り返ったうえで、最後には次回深夜便に乗る際に心がけたいことをまとめます。
前半はほんっとうにしょうもない内容ばかりです。
是非、適当に読み飛ばしてください!
フライト中に起きた出来事
①八天堂のクリームパンを2人分食べてしまった
搭乗前、羽田空港で最後の日本食として吉野家の牛丼を食べておりました。
満腹になり、マッサージ機で揉みほぐされ、さぁ、あとは寝るだけ!という状態で飛行機に乗り込みました。
しかし、離陸直後になんと、一人に一つずつ八天堂のクリームパンが配られたのです。
(たぶん八天堂のクリームパンだと思うのですが、間違えていたらご指摘いただけますと幸いです)
搭乗前に歯磨きまで済ましていたのに、冷え冷えのクリームパンを見た途端、そんなことはどうでも良くなってしまいました。
「冷たいうちに食べてあげないと、せっかくのクリームパンがかわいそうだよねぇ…」(心の声)
一瞬にして、私の体は貧乏人根性と食いしん坊魂に乗っ取られ、気づいた時にはクリームパン1つを平らげていました。深夜に食べる甘ーいクリームパンは背徳感も追い風となり感動的な美味しさでした。
さらに…
離陸する前から夢の世界に旅立っていた妻の膝の上にも、冷え冷えのクリームパンが転がっています。
「妻が目覚める頃には冷え冷えのクリームパンがぬるくなってしまっているに違いない…妻はクリームパンがあまり好きではないし…このままでは彼(クリームパン)が捨てられてしまう。それはあまりにもかわいそうだ」(心の声)
2つ目のクリームパンの封を破る手に、迷いはありませんでした。
美味しいクリームパンは2つ目も美味しかった。これまでの人生で、1日に2つもクリームパンを食べたことはありませんでした。しかも八天堂。美味しい甘さが脳天まで駆け抜けました。
しかし、幸福は束の間。
深夜のクリームパン2つの代償として、胃もたれが待っていました。
しかも、あとは寝るだけ!と思っていたタイミングで唐突に現れたクリームパンにより、テンションがおかしなことに。
眠りにつくタイミングを完全に逃してしまいました。
②乗務員呼び出しボタンを誤って押してしまう
クリームパンを食べ終えた後は何度も入眠チャレンジをしました。
しかし前述の通り、謎のクリームパン・ハイと胃もたれに邪魔をされ、チャレンジは失敗。
仕方なく、スーパーマリオブラザーズの映画を観ることにしました。
しばらく観たのち、トイレのために席を離れ、戻ってきた時に事件は起きました。
その頃には機内は消灯され真っ暗。
座席の個人用モニターのスリープを解除し、再びマリオ・ルイージとの冒険に戻ろうとしたところ…
「ポーーーン!!」
ほとんどの乗客が寝静まった真っ暗な機内に大きな呼び出し音が鳴り響きました。
そう、モニターのホームボタンではなく、誤って「乗務員呼出」ボタンを押してしまったのです。
さらに悪いことに、私は小心者です。
自分の過ちをすぐに認めることができません。
すぐに駆けつけた乗務員の方に一言、
「ビールください。エビスで。」
あたかも、深夜にビールが飲みたくなってしまった乗客かのように振舞いました。
でも、本当は今からビールなんて飲みたくありません。
ただでさえ、クリームパンでもたれている胃袋にさらにビールなんて、、、
このタイミングでのアルコールにより、眠りからは一層、遠ざかります。
さらに、このビールが次の事件につながります。
③ビールをこぼす
久々の国際線、久々の機内サービス、久々の機内ビールということで、私は忘れていました。
機内においてビールは、開栓してから渡されることを…
しかも、前述のとおり機内は真っ暗。
開いているか開いていないかなんて、全く見えません。
ブランケットを整えてからビールを飲もうとした瞬間…
エビスの缶ビールを倒してしまいました。
でも、まだ開いてないから大丈夫。よかったよかった。
ん??ひざが、太ももが、なんだか変…こ、これは?開いている!!ビールが、開いている!!!
気づいたときにはもう、缶ビールが半分ぐらいの重さになっていました。
私の代わりに、ブランケットと上着、スウェットのズボンがたーっぷりとビールを飲んでおりました。
さらに悪いことに、このときの私はすぐに客室乗務員さんを呼びませんでした。
みんなが寝静まっている変なタイミングでビールを要求し、すぐにこぼし、ブランケットの交換をお願いふるなんて…めちゃくちゃ、迷惑な客じゃないか!しかも、またあの意外と大きい呼び出し音を機内に響かせるなんて…
小心者、周囲の目を気にしすぎな私は、そんなことをモヤモヤ考えていてすぐに乗務員さんを呼ぶことができませんでした。
なんとか気を紛らわすべく、マリオとルイージとの冒険を続けます。
④お腹が痛くなる
マリオとルイージの冒険は終盤に差し掛かってきました。
2人の前に、クッパが立ちはだかります。
私の前にも、腹痛が立ちはだかりました。
これは手強い。
原因は明白です。濡れたままのブランケット、服によって、お腹が冷えたのです。
ここで耐えきれず、乗務員さんを呼びました。
ビールをこぼしてしまったので、ブランケットを交換してほしい旨を伝えます。
乗務員さんはとても親切です。
乗務員さん:「お召し物は大丈夫でしたか?」
うぉーーー!そんなことまで気にかけてくれるなんて!
でもここで、またしても謎のプライドが邪魔をします。
私:「服は大丈夫です、ブランケットだけです」
これ以上迷惑をかけたくないという気持ちだったのでしょうね…
ブランケットは温かくなりましたが、それでも腹痛は帰ってくれません。マリオとルイージも苦戦しています。
その後、何度もトイレに行きました。
映画の盛り上がりも最高潮、映画に共鳴するかのように、私の目の冴えっぷりもピークへ向かって行きます。
⑤囲碁と機内食の配膳開始
マリオとルイージは無事に冒険を終えました。
私も負けないぐらい、機内で大冒険をしてましたので、完全に覚醒しています。
そこで眠ることは諦め、自席モニターで囲碁を始めました。
囲碁は頭を使います。頭を使うと、だんだん疲れてきて眠気が…
しかしうとうとしたのも束の間、急に機内が明るくなりました。
機内食(朝食)の配膳が始まったのです。
明るくてガチャガチャした機内では、もう眠れません。
こうして、ほとんど眠れないまま経由地のバンコクへと降り立ちました。
次回深夜便に乗る際に心がけたいこと
こうして振り返ると、本当にしょうもないですね…
謎のプライド、貧乏人根性、小心者、、、これらをきちんと自分の弱みとして認識することからはじめます。そして、ゆくゆくは改善したい…
さて、このままで終わってはただの恥晒しです。
今回の出来事を糧に、成長します。
次回深夜便に乗るときに眠れるように、以下のことを心がけます!
離陸前に眠る
自前アイマスク装着
ノイズキャンセリングイヤホン装着
No meal(機内食不要)
実はこれらのワザは、木下斉さんのvoicyで教えていただいたものです。
ズバリ相談室にてご回答いただきました。
実際に木下さんが移動の際に心がけていることだそうです。
次回、深夜便に乗る際にはきちんと準備をして乗り込みます!
ただ、私の場合はそもそも深夜便に乗らない方がいいのかもしれないですね…
くだらない文章を書いていたら、いつのまにか長文になってしまいました…
本日もご拝読いただき、ありがとうございました!
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