わーたーしーが選んでるの
わたしの彼氏は朝は起きれないし、時間は守れないし、お願いしたこともできないし、デリカシーはないし。
短所を挙げればキリない。
いろいろないけど前科はある。笑
笑じゃないわ。親に言えないわ。ほんと。
(ちなみに庇ってるみたいで恥ずかしいけど、お金とったとか危害加えたとかではなく、トラブルになり相手も悪くて示談がむずかしくて前科一犯)
そんな前科者が昨日研修で久々に同期と会ったらしい。
ENFJ主人公の私には到底理解できないけど、前科者は集合時間を勘違いして遅刻したらしい。普通に同期にこういうやついたらだるい。
そして研修後の飲み会で、
「〇〇くん(私の前科者)が捕まってからもう一年か〜」
「彼女とまだ付き合ってるの〜?」
という話になったらしい。
で、私のことなど1ミリも知らん女性が
「えー彼女すごい心広いねー!私だったら振ってる〜」
と言ったらしい。
こういうこと私に話してくるあたりがね、本当に前科あるくせにデリカシーないんですわ。
それ聞いた私は、心広いって言われてあ、うれしーーー
?
ってなって。
は?
うるさーーー
と思いまして。
いや我慢して付き合ってないわ!!!
こっちが選んでるんだよ!
前科者を!!
わーたーしーが選んでるの!
心広いねじゃねえよ!
振れないから振ってないんじゃない。
ほんとは別れたいけど目を瞑って心広いから付き合ってるわけじゃない。
あなたからみたら前科者で時間守れないだめだめ男だろうし、私から見てもそうですけど、それを選んでるのは私なんですー!
私なら振ってる〜とか、お前は関係ないんだから黙ってろいって思ってしまう私はまだまだ反抗期なのでしょうか。
さて、最近西加奈子さんの
「わたしに会いたい」
を手に取りました。
最初の短編、ドッペルゲンガーに出てくるミィは幼なじみのモトの家の真っ黒けっけの古びた絨毯をなでると落ち着けて、そしてずっとずっと大切にしている。
周りから見ればそんな汚いものを大事にしてるのは理解できないかもしれないけど、↑の私の話があって、
うるさいなと。
人が大事にしてるもの、落ち着くもの、好きなものに文句言ってくる意見言ってくる人は傲慢だなと。
ミィは言わなかったけど私は言います。
いいからほっといてよ、私の好きなものは私が選んでるんだから。って。
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