コロナ第二波来るかもしれない件

こんにちは。ひーとです。コロナウイルス感染者が東京で急増してますね。今日は、この件について考えて行きましょう。

現状

死亡者数 アメリカ:11万人

                ブラジル、イギリス:4万人

感染者数 アメリカ:224万人

                 ブラジル:65万人

                 ロシア:59万人

今後は、アフリカなどの紛争地域は医療体制が脆弱なので感染爆破が予想されています。また、世界全体で感染者数は、886万人、死亡者数は、46万5740人、日本では、感染者数は1万7916人、死亡者数は、953人にのぼります。

第二波の襲来

現在、世界各地で新薬やワクチンの開発が進んでいます。ですが、緊急事態宣言解除後にクラスター発生が確認され、第二波への懸念が高まっています。

では、第二波どのように襲来するのでしょうか。


20世紀のパンデミックは第二波の被害が大きかった 

感染症の過去事例として代表的なのがインフルエンザのパンデミックです。

コロナウイルスとインフルエンザの共通点として

・肺炎を引き起こすRNAウイルスで、変異が      起きやすい。                                                      ・飛沫感染と接触感染が、主な感染経路          ・ウイルス感染開始時、免疫のない人ばかり      なので感染拡大の流れ

が挙げられると思います。

インフルエンザのパンデミックは、20世紀に3回、21世紀に1回発生しています。

スペイン・インフルエンザ

1918年3月にアメリカで流行が始まりました。すべての地域で感染拡大の時期は、同じと聞かれるとそうではなくて、地域によってばらつきはありました。しかし大きくは、1918年の春に第一波、秋に第二波、冬から翌年にかけて第三波が発生しています。このうち第二波が最も大きく世界に破滅的な大惨事をもたらしたと言われています。

アジア・インフルエンザ

1957年、世界中に拡大。春に第1波、11月以降に第二波がやって来ました。夏は人と人とで感染はありましたが、拡大は、小規模でした。

香港・インフルエンザ

  1968年に拡大。1968年~1969年に第1波、1969年~1970年に第二波が発生しました。地域によって、第一波と第二波の被害が異なりました。アメリカなどでは、死亡者の大半が第一波で、ヨーロッパなどでは、死亡者の大半が第二波で被害を受けました。これは抗原連続変異と呼ばれるウイルスの変異が起こったものとされています。

新型インフルエンザは国によって波に違い

2009年にパンデミックとなった、新型インフルエンザでは、実はこの時は国によって波の違いがみられました。

メキシコ:2009年の春、夏、秋の3回の波が到来しました。回を重ねるごとに規模は大きくなっていきました。

アメリカ:6月に感染がピークを迎えました。→徐々に減少しました。                               9月に入ると再び増勢に転じました。10月後半には、第二波のピークを迎え、第一波のぴークを上回りました。

ヨーロッパ:アメリカと同様に、春から夏にかけて穏やかな第一波の後、秋にそれを上回るパターンがみられました。

アジア:インドでは、9月、12月、2010年の8月の3回の波がありました。感染者数は2009年、死亡者数は2010年が多かったです。3回目は、WHOがパンデミック宣言を解除した後なので、インドで感染が拡大していました。

中国:新型インフルエンザの波は、1回しか起こりませんでした。これは強力な入国制限が原因だと言われています。

日本:中国と同じで、波は一回しか発生しませんでした。死亡者数も少なく、「日本の奇跡」と言われました。

3つのシナリオ

現在、世の中では、感染が終息ぎみの国で外出禁止の条例が、緩和する動きが、見られます。日本でも緊急事態宣言が全面解除され、外出自粛要請が取り下げられています。

一方、専門家の間では、第二波の襲来を確実視する動きが高まっています。4月末に、アメリカのミネソタ大学感染症研究政策センターは、コロナの今後の流行に関する、報告書を公表しました。3つのシナリオを示しているので見てみましょう。

・シナリオ1

現在の第一波の後に小さな波第二波がやってきます。この後、この波が何回も続きます。

・シナリオ2

スペイン・インフルエンザや、アジア・インフルエンザのように、2020年秋から冬により大きな第二波が到来します。この後、小さい波が、何度も続きます。

・シナリオ3

2020年夏に第一波が収まった後、明確な波は起こらずに、徐々に小さくなっていきます。

報告書には、これらの3つのシナリオのどれになるかはわからない。少なくとも1年半から2年間は、ウイルスの動向に備えなくてはならない。パンデミックが弱まってくると、季節症の感染者数と同期するだろう─とのことです。

先日、東京では、感染者数が200人を超える日が3日を超えました。イベントの観戦も許可され、これからもっと増えてくと思います。

今は、世界中でとても深刻なときを迎えています。だけど、これを乗り切ったらとてもわくわくが止まらない時代が来るとおもいます。いまは、みんなで我慢をする時期だと僕は、おもいます。