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メイク講座行ってきたよのおはなし

メイク講座に行ってきたよ

講座の内容には詳しくは触れませんが、これにつきました。
全体的に雑だった→なんでもちょっとづつ丁寧に塗れば変になることあんまりない
メイクが得意な人からするとそりゃそうじゃという感じかもしれませんが、
すべて丁寧にしていくと、苦手な色かも〜というものでも自然と馴染むのでびっくりしました。
私はパーソナルカラー的には秋ですが、ローズ系のリップ、ワイン色のアイシャドウなど、それは事故るだろうと思っていたものも使えて幅が広がりました。

プロによる提案を受ける場

あなたの顔という素材なら、私ならこんな風にするよ!という提案をもらってるみたいな感覚でした。
一緒に作戦を立ててくれるという感じ。
案外自分の顔は自分でわかっておらず、思い違いをしているところも沢山ありました。

例えば「目と眉毛は近い方がいいと聞いたので眉毛を下目に描いてます」という私に先生が「もう既に近いです」と言ったり。近いんだ……

その他にも、自分では短所だと思っているところがそうでもなかったり、逆に自分では気にならない所に「ここを足しましょうか」と提案されたり。

先生のメイクはやっぱりバチバチに決まっていた

否定されないメイク講座

これも時代よなぁと思うのですが、全然ダメ出しされなかった……!
一昔前のこういう講座ってダメ出しをされるイメージがあったのですが、
「そのアイテムもいいけどこれもいいよ」「そのアイテムは私なら化粧直しに使うかな〜」と否定されないことがありがたかったです。
プチプラならこれ、デパコスならこれ、とその人に合わせてアイテムを選んでくれるのも良かったです。

プロに見せてもらう「ここまで出来る」

少し話は違うのですが、私は仕事で写真を撮ることがたまにあって。
「人を撮るカメラマンもやったら?」と言われるたびに
「カメラマンにはムードメーカー的な素質が必要だけど、自分にはそれがないから無理だろう」と思っていました。
初対面の人と会ってすぐに打ち解ける能力、好かれる能力、そして場の空気を自分が盛り上げる能力……などなど、自分には無いものばかりだと思ったのです。

2日間の写真研修に参加し、実際にカップルのゲストを撮る経験をして、「自分が場を盛り上げるしかない……!」となり、私が思っていた「素質」は「意識と技術でカバーできるかもしれない」と考えが変わりました。場の空気を良くするために、セリフも考えて挑みました。
プロに手を引っ張ってもらって、出来る世界線の景色を見せてもらいました。

自分がここまでやるぞという意識

その経験に今回のメイク講座が似ている気がして。
例えば左右非対称な眉毛のバランスを取ることに対して「非対称だけどどうしようもない」と思うのか「描いて左右対称に近づけるぞ」と思うのか。
自分が自分の顔をここまでやってあげる、みたいな意識が芽生えたかなと思っております。気が乗らんときはすっぴんだって良いわけで。
顔を変えるのは無理だけど、ある程度までは技術と意識でカバーできるのではないかなと思った次第。

勿論、向き合うのがとてもしんどいこと、どうしても自分の個性と真逆なことを必死で頑張らなくてもよいのですが、
「自分の顔」というこれからも付き合っていくものに対して、意識を引き上げてもらったことは私にとってよかったなと思っています。
そしてなにより、メイクするのが楽しくなりました。

メイクは敵じゃなかった

そもそもメイク講座を申し込む時に「いい歳して何も分からずにきてしまった」「多分変なことを沢山しているだろうからちゃんとしたことを教えてほしい」みたいなやや後ろ向きな?気分でした。自信はゼロ……!誰にも迷惑かけてないのにすみませんの気持ち……!

そうじゃなくて「なりたい」に寄せれるよ、メイクで自分を表現してもいいんだよ、とメイクが味方であると教えてもらった気がします。
ファッションに関しても「ファッションも敵ではなかったのか」と目から鱗の日々。選ぶこと、考えることが多くて大変ですが、楽しくもあります。


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