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ゴジラVSウルトラマンゼロfeat.ゼット第5話「銀座にゴジラ襲来!ウルトラマンゼロが再び戦いを挑む!」

前回のあらすじ
ウルトラマンゼットことナツカワ・ハルキの上司でありストレイジ隊長であるヘビクラ・ショウタが何故かスーパーGUTSの戦闘機の中に潜伏していた。そしてウルトラマンゼロことスーパーGUTSの隊長であるタイガ・ノゾムとお互いの主張の違いから衝突を始め、ウルトラマンゼットことナツカワ・ハルキとウルトラマンジードこと朝倉リクをも巻き込む大騒動までに発展したのだった。しかし、ハルキとリクの説得によりお互いに納得したのだった。そんな中、東京湾にゴジラが出現。スーパーGUTSホークに対して放射熱線を放ち、急速回避をしたスーパーGUTSホークの機内からゴジラを止めるとだけ言い残して懐からダークゼットライザーを取り出したヘビクラはゼッパンドンに変身してゴジラと怪獣同士の大激闘を展開した。そして尻尾による攻撃と格闘攻撃、放射熱線にゼッパンドンも破壊光線で対抗するが互角だった。そしてヘビクラはトライキングに変身して必殺光線と放射熱線の撃ち合いになるも押し勝ったトライキングがゴジラを東京湾に撤退させた。

タイガ「まさかあんた…怪獣に変身するなんてな。」

ヘビクラ「まあな、これを知ってるのは…ハルキ、お前だけだったからな。だが俺の力はたまにしか使わないということを覚えておいてくれ、疲れが異常に貯まりやすいんでな。」

タイガとヘビクラがそんな話をしているとそこにハルキとリクが現れた。
ハルキ「ヘビクラ隊長!まだあの力を持ってたんですか?」

ヘビクラ「どうだ、驚いたか?ハルキ。」
ハルキ「驚いたも何も…あの力を持っていながらスーパーGUTSホークに隠れていたことが問題なんすよ!」
ヘビクラ「良いか、ハルキ。俺が黙ってこの力を取り戻すために隠れていたわけじゃないんだよ。」
ハルキ「どういう意味っすか?」
ヘビクラ「実はな…俺が破壊したはずのダークゼットライザーがいきなり再生したのを感じ取った俺は様々な時空をさ迷い歩きながらようやく見つけた上でこのスーパーGUTSホークに隠れていたってわけさ。」
ハルキ「なるほど…そういう事なんすね!」
タイガ「これで納得出来るお前が羨ましいよ…ハルキ…」
リク「それよりもいい加減あなたの正体をハルキに教えてあげたらどうですか?ヘビクラ隊長。」

ヘビクラ「何の話だ、リク?」
リク「しらばっくれるのもいい加減にしてください!あんたはいつまで自分を隊長だと偽るつもりなんですか!」
ヘビクラ「おい、リク。それ以上言ったら俺は貴様を…」
そんな言い合いをしていたリクとヘビクラを遮るようにスーパーGUTS隊員がレーダーに出た反応をタイガに報告した。
スーパーGUTS隊員「隊長!レーダーに反応がありました!」
タイガ「まさか!」
スーパーGUTS隊員「はい!ゴジラです!東京湾から銀座に向かって進行中です!」
タイガ「やはり東京湾で奴は傷を癒していたということか…よし、ゴジラを追え!今度こそ俺がアイツを倒してやる!」
そしてスーパーGUTSホークが銀座に向かっていたその頃、銀座に姿を現したゴジラは街を破壊していた。

ゴジラ「ギャオーン!」
そしてゴジラは尻尾でビル群を次々と薙ぎ倒し、逃げ惑う人々の方に放射熱線を放ち、咆哮を上げた。
ゴジラ「ギャオーン!」
スーパーGUTS隊員「スーパーGUTSホーク、銀座到着!」
タイガ「ゴジラは?」 
スーパーGUTS隊員「見つけました、あそこです!」
スーパーGUTS隊員が画面に映し出した映像では街を破壊しながら闊歩するゴジラの姿があった。
タイガ「行くぞ、ゼロ。」
そう告げてタイガはスーパーGUTSホークの扉を開けると共に外に飛び出しながらタイガはウルトラゼロアイを装着した。
タイガ「ゼロー!!」

ゼロ「オラっ!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「よう、ゴジラ!今度こそお前をぶっ潰す!」
ゼロはゴジラの背後に現れると強烈なキックで吹き飛ばすと余裕綽々と腕を組みながら立ちはだかると立ち上がったゴジラは雄叫びを上げた。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「やる気満々って訳か。来い!」
そしてゼロが手招きをするとゴジラは尻尾を地面に叩きつけながら突進してきた。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「力比べなら相手になってやるぜ!」
そしてその突進を受け止めたゼロは逆に押し返したのだった。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「クソッ…やりやがったな!ハアッ!」
ゴジラの引っかき攻撃にダメージを受けたゼロは強烈な回し蹴りを放ったもののその一撃をゴジラは尻尾で受け止めたのだった。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「まじかよ…ふざけやがって!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「ウワーッ!」
ゴジラは勢いそのままに尻尾による強烈な一撃を放ち、ゼロはビルに吹き飛ばされた。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「だったらこっちも!ゼロスラッガー!ハアッ!」
そしてゴジラに急接近したゼロはゼロスラッガーによる連続攻撃でダメージを与えたのだった。
ゴジラ「ギャオーン!ギャオーン!」
ゼロ「怒り狂ってきたか。上等じゃねぇか!」
そしてゼロはゴジラの突進攻撃をかわすと一気に急接近した。
ゼロ「お前を二度と東京湾には帰さない!ここで終わりだ!ゼロスラッガーアタック!」 
ゴジラ「ギャオーン!」
そしてゼロの技の一つであるゼロスラッガーアタックを食らったゴジラは倒れそうになるも何とか踏ん張ると尾鰭が青白く発光し始めた。
ゼロ「まずい!」
ゴジラ「ギャオーン!」


そしてゼロに向けて一発目の放射熱線を放ち、防御に間に合わなかったゼロはまたもやビルに吹き飛ばされた。
ゴジラ「ギャオーン!」
そして間髪入れずにもう一度尾鰭が青白く発光した。
ゼロ「また撃つ気かよ、ならこっちも!ワイドゼロショット!」

ゴジラ「ギャオーン!」
二発目の放射熱線とゼロが放ったワイドゼロショットは互角になりお互いの攻撃を相殺した。しかし、ゴジラは三発目の放射熱線を放とうと尾鰭が青白く発光した。
ゼロ「あいつ…無尽蔵すぎだろ!ワイドゼロショット!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「さ、さっきより…威力が…ウワーッ!」
そして三発目の放射熱線と同じタイミングでゼロはワイドゼロショットを放つがゴジラの怒りの力でエネルギーが倍増した放射熱線の勢いを止めることは出来ずに吹き飛ばされた。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼロ「ハアハア…また負けんのかよ…ならその前に…ダイナ、コスモス…また力を借りるぜ!」
そう告げると光に包まれたゼロはルナミラクルゼロに姿を変えた。

ルナミラクルゼロ「ルナミラクルゼロ…この力でお前を止める!」
ゴジラ「ギャオーン!」
そしてゴジラの尻尾による攻撃を華麗にかわしたルナミラクルゼロは華麗にパンチとキックを繰り出してゴジラを怯ませた。
ルナミラクルゼロ「どうした?もう終わりか。来いよ!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ルナミラクルゼロ「甘い!ハアッ!」
怒りを身に宿しながら突進攻撃を放ったゴジラをルナミラクルゼロは超能力で吹き飛ばしたのだった。そして頭を振りながらゆっくりと立ち上がったゴジラはルナミラクルゼロに対して四発目の放射熱線を放つために尾鰭を青白く発光させた。
ルナミラクルゼロ「やれるもんならやってみな。」
ゴジラ「ギャオーン!」
そしてゴジラは五発目の放射熱線を放つがそれを交わしたルナミラクルゼロは右掌をゴジラに当てて衝撃波を放ち、吹き飛ばした。
ゴジラ「ギャオーン!」
ルナミラクルゼロ「これが…レボリウムスマッシュだ。」
そして吹き飛ばされたゴジラが立ち上がるタイミングで光のゼロスラッガーを作成した。
ルナミラクルゼロ「これで終わりだ!ミラクルゼロスラッガー!」
そしてゴジラに対して光のゼロスラッガーを放つと無数に分裂してゴジラに直撃した。
ゴジラ「ギャオーン!」
ルナミラクルゼロ「やったか?」
倒れ込んだゴジラを見たルナミラクルゼロは倒したかと思われたが、いきなり立ち上がると再び東京湾に向かってゴジラは歩き出した。
ゴジラ「ギャオーン!」
ルナミラクルゼロ「やはりそう簡単に倒せなかったか…」
そう告げてルナミラクルゼロはゴジラとは別方向の空に飛んで行ったのだった。
to be continued…







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