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ライダークロニクルSEASON1第9話「ディケイド降臨!通りすがりの仮面ライダーがライダーと戦隊が混ざり合うこの世界をかき乱す?」

前回のあらすじ
仮面ライダーレーザーターボこと九条貴利矢と齋藤飛鳥の目の前に現れて人間としての復活を宣言した仮面ライダーゲンムこと檀黎斗。彼が人間として復活した事に違和感を覚えた貴利矢に対して黎斗はこの世界で何が起きているのかを尋ね、ギリルバグスターが復活を果たして貴利矢は仮面ライダーレーザーターボとして戦ったことを話すと黎斗は幻夢コーポレーションに向かい、貴利矢と黎斗専用のハイパームテキガシャットを製作することを宣言し、2人と共に幻夢コーポレーションへと向かおうとした。するとそこに現れたのは仮面ライダークロノスこと檀正宗だった。そして黎斗を絶版にしようとした正宗に対して戦いを挑もうとした黎斗だったが正宗が自身の代わりに対戦相手として呼び出したのが仮面ライダーパラドクスことパラドだった。そして仮面ライダーエグゼイドこと宝生永夢の事を裏切って正宗側に着いたパラドを洗脳されていると気付いた黎斗はパラドの目を覚ますために戦うことを決意すると仮面ライダーゲンムに変身した。そしてパラドもまた仮面ライダーパラドクスパズルゲーマーレベル50に変身した。そして人間としての本能なのかパラドを恨んでなのかレベル2のアクションゲーマーやレベル3のスポーツゲーマーでパズルゲーマーやファイターゲーマーに互角の力で戦っていた。そして渾身の必殺技でパラドを撤退させることに成功したゲンムは黎斗の姿に戻り、貴利矢や飛鳥と共に幻夢コーポレーションに向かい、今度こそ2人専用のハイパームテキガシャットを作ることになるのだった。

士「やはり…この世界も俺の世界では無いのか…」

仮面ライダーネオディケイドこと門矢士は首からぶら下げたマゼンタのカメラで写真を撮るもののやはりと言うべきか写真はピントがボケていた。
士「ユウスケの奴がこの世界は俺の世界だとか根拠の無いことを言うからだ…ユウスケの奴、絶対に許さないからな。」
士は仲間である仮面ライダークウガこと小野寺ユウスケの根拠の無い話を信じたばかりに士はこの世界にやってきたのだが結局はここも自分の世界ではなかったために士はいつかユウスケに会ったら文句を言ってやろうと考えていたのだった。
士「さてと…この世界も俺が破壊してやるとするか…なんてな」
そう告げてこの謎の世界を散策していた士はふとある事を思い出した。
士「そう言えば…キャプテンマーベラスもこの世界にいるんだよな?だったらあいつに会いに行ってみるか?まあ、どこにいるのかは分からないけどな。」
そして士はゴーカイレッドことキャプテンマーベラスに会うためにこの世界でゴーカイガレオンが飛んで行った場所を目指して向かうことにした。しかしそんな士はこの世界である女性と運命的な出会いを果たす事になるのだった。
士「さてと…どこから当たるか…」
?「キャッ!」
士「危ない…大丈夫か?」
遥香「は、はい…大丈夫です…私、賀喜遥香って言います。貴方は?」

士「俺は門矢士。通りすがりの旅人さ。」
遥香「そうなんですね…。でも怪我は無いみたいで安心しました。私がぶつかったので…」
士「ああ。大丈夫だ、君こそ怪我はないか?」
遥香「はい。大丈夫です。」
士「そうか。なら…俺は行くぞ。」
そう告げて士は遥香に背を向けて歩き出すと遥香は士の手を掴んで呼びかけた。
遥香「待ってください!」
士「どうした?」
遥香「あの…私を助けてください…」
士「どういう事だ?」
遥香「さっきから…誰かに追われてるんです…」
士「誰かにだと?」
遥香「はい…」
そして怯える遥香を守るように士が立ちはだかると遥香がさらに怯えるような大きい声が響いた。
?「遥香ちゃーん!どこかな?かっきー?いるんだろ!出てきなさーい!」
遥香「こ、怖い…士さん…」
士「あいつか…お前を怯えさせたのは…」
遥香「は、はい…」
そして怯える遥香を背後に隠した士の目の前に明らかに怪しい男が現れた。
男「おい、あんた!かっきーを見なかったか?」
士「かっきー?誰だ、そいつ。」
男「乃木坂46の賀喜遥香だよ!知らないのか?おかしいな。こっちに逃げたはずなんだけどな。」
士「さあな。」
あくまでシラを切りながらこの場を乗り切ろうとした士に対してなにかに気づいた男は急に笑い出した。
男「ハハハ!知らないわけないだろ!あんたが匿っている後ろのやつ、かっきーだろ?」
士「もしも彼女がお前が望むかっきーだとしてもお前には渡さない。」
男「黙れ、黙れ、黙れ!だったら力ずくで奪うまでだ!」
そう告げて男は懐からガイアメモリを取り出した。
士「ガイアメモリだと?」
遥香「ガイアメモリ?」
男「かっきーを渡せ!」
『マグマ!』

そして男はマグマメモリを腕に突き刺すとマグマ・ドーパントに変身した。
マグマ・ドーパント「かっきーを渡せ!」

士「誰が渡すか。貴様なんかに!」
そう告げて士は腰にネオディケイドライバーを装着するとカメンライドディケイドのカードを取り出した。
マグマ・ドーパント「貴様、なんなんだ!」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!変身!」

『カメンライド!ディケイド!』

ネオディケイド「来い。」
遥香「士さんって仮面ライダーなんですか?」
ネオディケイド「まあな!」
マグマ・ドーパント「お前ごときがかっきーと話すな!ウワーッ!」
そしてマグマ・ドーパントは超高熱をネオディケイドに放つがその一撃をライドブッカーソードモードで受け止めると切り捨てた。
ネオディケイド「お前の攻撃を喰らうわけには行かない!ハアッ!」
マグマ・ドーパント「グハッ!」
ネオディケイドはマグマ・ドーパントの元に急接近してライドブッカーソードモードによる強烈な斬撃を繰り出すとマグマ・ドーパントは地面を転がるのだった。
マグマ・ドーパント「なめやがって!ハアッ!」
そしてマグマ・ドーパントは再び超高熱を放つがネオディケイドはそれを回避すると共に再びライドブッカーソードモードによる連続斬撃を放ち、マグマ・ドーパントを吹き飛ばしたのだった。
マグマ・ドーパント「ハアハア…何故だ!なぜ俺の力が効かない!」
ネオディケイド「昔、聞いたことがある。お前のメモリは力が強すぎるために簡単には制御出来ないってな。」
そしてネオディケイドはカメンライドダブルのカードを取り出した。

『カメンライド!ダブル!』
そしてネオディケイドはネオディケイドダブルに変身した。
ネオディケイドダブル「ドーパントにはこいつだろ?」
マグマ・ドーパント「忌々しい!その姿は一番忌々しいんだ!」
ネオディケイドダブル「ほう。それがメモリの記憶というやつか。」
そしてライドブッカーソードモードの刀身を撫でながらゆっくりとネオディケイドダブルはマグマ・ドーパントに近づいていくのだった。
マグマ・ドーパント「許さない!貴様を消してかっきーを俺のものにする!ハアッ!」
そしてマグマ・ドーパントは怒りを身に宿したまま火炎弾をネオディケイドダブルに放った。
ネオディケイドダブル「お前…まだそんなこと言ってんのか?いい加減諦めろ!」
そして火炎弾をライドブッカーソードモードで切り捨てたネオディケイドダブルは刀身に炎を纏わせながら連続斬撃を繰り出した。
マグマ・ドーパント「無駄だ!マグマに炎を与えたことを後悔しろ!」
そして再びマグマ・ドーパントは火炎弾を放とうとしたがそれに気づいたネオディケイドダブルはライドブッカーソードモードを投げ捨てるとサイクロンの力を使った強烈な突風を与えた。
マグマ・ドーパント「う、動けない!」
ネオディケイドダブル「お前の動きを止めるにはこいつで充分だ!ハアッ!タアッ!」
そしてネオディケイドダブルはマグマ・ドーパントに対して風を纏った連続キックでマグマ・ドーパントを吹き飛ばすのだった。
マグマ・ドーパント「ウワーッ!」
ネオディケイドダブル「さあ、こいつで仕上げと行くか。」

『ファイナルアタックライド!ダ・ダ・ダ・ダブル!』
ネオディケイドダブル「テヤーッ!」
マグマ・ドーパント「こんな…こんなはずじゃ…ウワーッ!」
ネオディケイドダブルは必殺技であるファイナルアタックライドダブルを放ち、マグマ・ドーパントを倒すことに成功するとネオディケイドは変身解除した。
遥香「士さん、ありがとうございました。」
士「ああ。礼には及ばないがな。」
遥香「士さん、私ついて行って良いですか?」
士「ああ。そうしたければな。もしかするとお前が会いたがってる奴らに会えるかもしれないしな。」
遥香「ありがとうございます!」
そして士と遥香が行動を開始した頃、オーロラカーテンが姿を現し、あのゴージャスな男がこの世界にやってきたことをこの時はまだ士は知る由もなかった。
to be continued…







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