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ライダークロニクルSEASON1第6話「帰ってきたレーザーとあの神の復活!」

前回のあらすじ
仮面ライダードライブこと泊進ノ介は詩島剛から預かっていたマッハドライバー炎を使って仮面ライダーデッドヒートドライブに変身してアイアン・ロイミュードと戦ったがコアを破壊することは出来なかった。そんな中、仮面ライダー鎧武こと葛葉紘汰に頼まれる形で白石麻衣、梅澤美波に進ノ介はベルトさんことクリム・スタインベルトとの出会いから封印までの話をしたのだった。そんな中、麻衣を狙ってアイアン・ロイミュードが再び出現した。そしてどうするべきか困惑していた進ノ介の元にドライブドライバーを持って紘太が現れ、進ノ介に渡した。そして10年ぶりに再会した進ノ介とベルトさんは仮面ライダーゼロドライブに変身して抜群の連携を見せつつアイアン・ロイミュードを倒し、コアを破壊することに成功した。そして紘太と麻衣、美波はそんな最強コンビの復活を喜んでいたのだった。

貴利矢「おい、神様。今年も来てやったぞ、あんたの墓参り。まあ、永夢達は永遠に来ないだろうから俺が嫌々ノリノリになって来てやってんだから感謝しろよな。まあ、この街に海外から帰ってきたのも何かの縁だ、また来るよ、じゃあな。黎斗。」

彼は九条貴利矢。仮面ライダーレーザー、そして仮面ライダーレーザーターボとしてバグスターをこの世界から根絶するために戦っていた。そしてバグスターの神となった仮面ライダーゲンムこと檀黎斗の最後の相手も貴利矢だった。あの戦いから早7年。今でも貴利矢は罪滅ぼしのように黎斗の墓替わりであるあの道路に立てられた小さな祠に花を添えてサングラスをかけるといつもの赤いジャケットを肩にかけて街へと消えた。だが、この時の貴利矢は知る由もない。7年ぶりにあの神が人間として復活しようとしていたことを。
貴利矢「しかし、未だにゲーム病が流行ってるとはな。全く永夢やポッピー達は休めてるのか?まあ、俺にはそんなこと、関係ないけどな。もうあそこの所属でもなければただのゲーマライダー専門になった元医者だからな。」
?「うん、うん。分かったよ、奈々未。アイス買って帰るから!はいはい。はーい!」
そして貴利矢は街で向こうから電話をしながら歩いてくる一人の女性とぶつかってしまうのだった。
?「痛い!」
貴利矢「あ、お嬢さん…ごめんなさい…大丈夫ですか?」
飛鳥「あ、大丈夫です…すいません、飛鳥ちゃんもよそ見してたので…」

貴利矢「本当に大丈夫か?」
飛鳥「はい。本当に大丈夫です。」
そして貴利矢は手を伸ばして倒れた飛鳥を引き起こした。
飛鳥「私は齋藤飛鳥です。あの…貴方は?」
貴利矢「俺は九条貴利矢…元監察医だ…」
飛鳥「へぇ、お医者さんなんだ。でも元ってことは?」
貴利矢「ああ。海外を転々とするうちに辞めたんだ。それで日本に帰ってきて昔からの知り合いの墓参りついでに報告した帰りなんだ。医者を辞めたってな。」
飛鳥「そうだったんだ。」
そんなことを話す飛鳥と貴利矢の前に一人の女が現れた。
上葉「仮面ライダーレーザー、九条貴利矢だな。」


貴利矢「お、お前は!」
飛鳥「知り合い…ですか?」
貴利矢「まあ、そんな深い知り合いじゃないんだけどな。お前、財前美智彦の部下だった女だろ?なんで生きてやがる?」
上葉「その質問に答える義理はないが九条貴利矢、お前が持つ全てのプロトガシャットを回収する!」
貴利矢「なんだと? 」
そう告げて武田一葉は懐からプロトギリギリチャンバラガシャットを取りだした。
『ギリギリチャンバラ!』
そして上葉はギリギリチャンバラプロトガシャットを体に突き刺すとギリルバグスターに変身した。

ギリルバグスター「覚悟しろ、九条貴利矢!」
貴利矢「危ない!」
飛鳥「キャッ!」
そしてギリルバグスターの剣による一撃を飛鳥を抱えながら交わした貴利矢は懐からゲーマドライバーを取り出した。
貴利矢「飛鳥ちゃん、俺の後ろに隠れてな!」
飛鳥「あ、はい!」
『ゲーマドライバー!』
『爆走バイク!』
貴利矢「ゼロ速……変身!」
『レベルアップ!爆走バイク~!』

レーザーターボ「ノリノリとまでは行かないがお前は俺が倒す!」
そう告げてレーザーターボはギリルバグスターに向かって走り出すとギリルバグスターは剣による斬撃で吹き飛ばしたのだった。
レーザーターボ「な、なんだと?」
ギリルバグスター「お前はこの一太刀を交わすことなど出来ない!」
そう告げて再び斬撃を放つが今度はレーザーターボがスピードを使って背後に回り込んだ。
ギリルバグスター「な、何故だ?」
レーザーターボ「お前が甘いんだよ。ハアッ!」
そう告げて強烈なパンチとキックを繰り出しレーザーターボはギリルバグスターを吹き飛ばした。
ギリルバグスター「な、なめやがって!ハアッ!」
そして再びギリルバグスターは剣による斬撃を繰り出すがレーザーターボはその攻撃を交わしてパンチとキックによる連続攻撃でギリルバグスターを吹き飛ばした。
レーザーターボ「一気に決めるか。」
そう告げてレーザーターボはキメワザホルダーに爆走バイクガシャットを装填した。
『キメワザ!爆走クリティカルストライク!』
そしてレーザーバイクゲーマーレベル2を召喚して乗ったレーザーターボはギリルバグスターに突撃した。
レーザーターボ「ハアッ!」
ギリルバグスター「甘い!ハアッ!」
しかしその突撃はギリルバグスターに交わされた上に強烈な斬撃を受けたレーザーターボは地面を転がるのだった。
レーザーターボ「はあ、はあ。クソっ!こいつじゃダメか。だったらこれを使うしかない!」
『ジェットコンバット!』
レーザーターボ「爆速!」
『アガッチャ!ぶっ飛び!ジェット!ドゥ・ザ・スカイ!フライ!ハイ!スカイ!ジェットコンバット!』

レーザーターボはプロトジェットコンバットガシャットを使い、コンバットゲーマーレベル0に変身した。
ギリルバグスター「なめやがって!ハアッ!」
そしてギリルバグスターの斬撃を交わしたレーザーターボは上空から銃撃を放つのだった。
レーザーターボ「なめてんのはお前の方だ!ハアッ!」
ギリルバグスター「グワァーッ!」
そして上空からの銃撃を受けたギリルバグスターは地面を転がるのだった。
レーザーターボ「こいつで終わりだ!」
そしてレーザーターボはキメワザホルダーにプロトジェットコンバットガシャットを装填した。
『キメワザ!ジェットクリティカルストライク!』
レーザーターボ「ハアッ!」
そして上空から放たれた無数の銃弾を受けたギリルバグスターは上葉の姿に戻った。
上葉「今日はこのくらいにしてやる、次は覚悟しろ!九条貴利矢!」
そう告げて逃げる上葉を見送ったレーザーターボは貴利矢の姿に戻ると飛鳥が駆け寄ってきた。
飛鳥「貴利矢さん。」
貴利矢「飛鳥ちゃん、大丈夫だった?」
飛鳥「はい。それで貴利矢さんって…」
貴利矢「ああ。俺は仮面ライダーだ。この世界を守るために戦ってるんだ。」
飛鳥「そ、そうだったんですね。」
貴利矢「ごめんな、隠してて。」
飛鳥「あ、いや。大丈夫です。むしろ助けてくれて嬉しかったので…」
貴利矢「そっか。」
そんな微笑ましい光景を邪魔するかのようにあの男が姿を現した。
?「ブゥーハッハッハ!久しぶりだな、九条貴利矢!」
貴利矢「こ、この声…まさか!」
そして貴利矢が振り返るとそこには檀黎斗がいた。
貴利矢「黎斗、なんでお前が…ここにいるんだよ!」
黎斗「喜べぇ!九条貴利矢、私は神として…この世界にバグスターではなく人間として復活したのだ!ブゥーハッハッハ!」

貴利矢「なんだと?」

see younextgame…

次回予告
この世界に突如として人間として復活を果たした仮面ライダーゲンムこと檀黎斗。そんな彼は今度は真っ当に人間を守ると宣言し新たなガシャット開発に動きだした。そんな中、街に仮面ライダークロノスこと檀正宗が現れた。偶然か必然か…再び親子対決が幕を開ける!果たして黎斗が開発した新たなガシャットはなんなのか?次回ライダークロニクルSEASON1第7話「復活のゲンムとクロノス、親子対決再び!」







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