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ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第5話「復活の不死身の剣士を止めるために仮面ライダーセイバーこと神山飛羽真が帰ってきた!」

前回のあらすじ
仮面ライダーフォーゼこと如月弦太朗を倒そうとしていたライダーキラーを止めるために助けに現れた仮面ライダージオウこと常磐ソウゴ。彼は弦太朗と藤吉夏鈴に自身が最低最悪の魔王、オーマジオウが見せた最悪の未来の話をした。その未来の話では仮面ライダーディケイドこと門矢士がライダーキラーとの最終決戦で士が命を落としてしまうというものだった。そしてオーマジオウがその未来が来ないようにソウゴに話したのが最終決戦に士を絶対に連れていかないということだった。その話を聞いた弦太朗と夏鈴は驚くことになるが、ソウゴに話をするためにやって来た士に全く同じ話をしても士はどんな事があってもライダーキラーと戦うことをやめない事を告げるとソウゴはオーマジオウが見せた未来を自分で変えるために共に戦うことを誓うのだった。そんな中、街にアナザーライダーが現れたために向かって欲しいと士に頼まれたソウゴは急いで現場に向かうと櫻坂46のメンバーである田村保乃と小林由依がアナザービルドに狙われていた所を助けたソウゴは仮面ライダージオウビルドアーマーに変身してアナザービルドを倒す事に成功した。そんな中、アナザービルドの正体がソウゴの予想どおりアナザージオウこと加古川飛竜が変身した姿だった。そしてソウゴに再び宣戦布告した飛竜と入れ替わるように戦場に姿を見せたライダーキラーの攻撃から保乃と由依を庇ったソウゴはジオウの変身を解除されてしまい、ライダーキラーがトドメを刺そうとした矢先、空からドラゴンに乗ってやって来た仮面ライダーセイバーこと神山飛羽真が助けたことにより、ライダーキラーは撤退することになるのだった。

飛羽真「改めまして神山飛羽真です。仮面ライダーセイバーとして世界の平和を守るために戦う剣士だ。よろしくね!」

ソウゴ「俺は常磐ソウゴ。最高最善の魔王を目指して仮面ライダージオウとして戦ってるんだ。こちらこそよろしく!それからさっきは助けてくれてありがとう!」

飛羽真「どういたしまして。それから常盤くんの後ろにいるのは…」
ソウゴ「ソウゴでいいよ。こっちも飛羽真って呼ぶからさ。」
飛羽真「そっか。それでソウゴの後ろにいる女の子たちは?」
ソウゴ「ああ、この子達は俺が守っている櫻坂46っていうアイドルグループの子達なんだ。きっと飛羽真にも護衛の連絡が来ると思うよ。」
飛羽真「そっか、なるほどね。」
由依「小林由依です、よろしくお願いします。」

保乃「私は田村保乃です!保乃ちゃんでもほのすでも好きなように呼んでな!」

飛羽真「分かった。改めて神山飛羽真だ。よろしく!」
由依「はい、よろしくお願いします!」
保乃「よろしくな〜」
こうしてソウゴと保乃、由依、飛羽真は自己紹介をした。するとソウゴは飛羽真が話していたあるフレーズに引っかかっていた。
ソウゴ「なあ、飛羽真。」
飛羽真「ん?どうした、ソウゴ?」
ソウゴ「飛羽真がさっき話した剣士って…どういう意味だ?」
飛羽真「ああ。俺達はソードオブロゴスっていう組織に所属しながらメギドという怪人を倒すために戦う剣士なんだよ。」
ソウゴ「そうだったんだ。」
飛羽真「ああ。それに頼れる仲間なんだ、あいつらは。」
そんなことを話す飛羽真が思いふけるのを見ていたソウゴは仲間について聞いたのだった。
ソウゴ「俺にもさ。頼れるというか…口が悪いけど俺のために駆けつけてくれる奴と俺を心配してくれる奴と毎回俺を祝う奴が仲間なんだけどさ、飛羽真の仲間はどんな奴らなんだ?」
飛羽真「俺の仲間も個性的だよ。人をホモ・サピエンスって言ったり…俺の幼馴染だったり…お父さんで剣士だったり…生意気な口聞く奴だったり…聖剣の事になると態度が変わったり…1000年前から聖剣だったり…あまり協力的じゃないけど最近仲間になった兄妹剣士とかかな。」
ソウゴは個性豊かな飛羽真の仲間を聞いて感心していた。
ソウゴ「そうだったんだ。なんか俺より…個性的な仲間だね。でもなんで飛羽真はライダーキラーの事を知ってたんだ?」
飛羽真「ああ。それは…俺たちの世界にも侵略しに来たんだよ。ライダーキラーが。」
ソウゴ「な、なんだって?本当か?」
飛羽真「ああ、本当だ。そしてライダーキラーはズオス、レジエル、ストリウス、マスターロゴス、ロードオブワイズ、アスモデウス、デザストというメギド達を復活させたんだ。」
ソウゴ「そ、そんなにもか?」
飛羽真「ああ。だがその中でデザストだけはメギドを裏切って俺たちに着いたんだ。そして奴らはカリュブディスと共に3人の剣士を味方につけたんだ。」
ソウゴ「け、剣士まで味方にしたのか? 」
飛羽真「ああ、1人はタッセルというワンダーワールドにいた人でもう1人は俺の仲間の父親だという人が変身する剣士。そしてもう1人は…」
そして飛羽真がソウゴにライダーキラーがメギドや剣士が復活させた話をしているとソウゴのスマホに士から連絡が来た。
ソウゴ「あ、ちょっと待って!あ、もしもし?士?どうしたんだよ?」
士「よう、ソウゴ。神山飛羽真には会えたか?」
ソウゴ「ああ、会えたよ。それで何かあったのか?」
士「実はな…この1時間でこの街で炎の鳥みたいなものの目撃情報が報告されている。もしかしたら奴に関係があると思ってな。」
ソウゴ「じゃあ、まさか…」
士「ああ、あいつにも櫻坂のメンバーを守ってもらう。公園の方に炎の鳥みたいなものが向かっている上にそこには大園玲が居る。今すぐ神山飛羽真を向かわせろ!」
ソウゴ「わ、分かったよ。」
そして士との通話が終わったソウゴはゆっくりと飛羽真の方に向かい士からの指示を話した。
ソウゴ「なあ、飛羽真。」
飛羽真「なんだ?」
ソウゴ「お前が戦った敵の中で炎の鳥みたいなものはいたか?」
飛羽真「炎の鳥みたいなもの…まさか、あいつが!」
ソウゴ「いるんだな、そういう敵。」
飛羽真「ああ、それがどうした? 」
ソウゴ「この1時間でその火の鳥みたいなものが目撃されていてそいつは今、公園に向かっているらしい。そこには保乃ちゃんたちと同じメンバーである大園玲がいるんだ。」 
由依「え?嘘?」
保乃「そ、そんな…玲ちゃんが…」
飛羽真「まさかその子が狙われると…」
ソウゴ「ああ、だから頼む。飛羽真、その子を守ってくれないか?」
由依「私からもお願いします。玲ちゃんを助けて!」
保乃「保乃からも頼むわ、大事なメンバーやねん!」
飛羽真「分かった、行ってくる!」
そう告げて飛羽真が近くにある公園に向かったその頃、公園では大園玲が本を読んでいた。
玲「エヘへ、この本面白いな。今度ひかちゃんにも教えてあげよっと。」

そんなことを玲が呟いていると公園に火の鳥が舞い降りてきた。
人々「な、なにあれ?鳥?」
人々「でも、燃えてない?」
そんなことを口々に話す人々を無視して火の鳥は玲の前に降り立った。
玲「え?な、何?」
?「お前が大園玲か。」
玲「そ、そうですけど貴方は?」
バハト「我が名はバハト。我が剣の錆となれ!」

そう告げてバハトは無銘剣虚無を玲に振り下ろすが間一髪でかわすと玲が座っていたベンチが真っ二つになった。
玲「だ、誰か…誰か助けて!」
バハト「無駄だ!誰もお前を助けに来る奴は誰もいない。さあ、俺の刀の錆になれ!」
玲「キャー!」
そして再びバハトが無銘剣虚無を振りおろそうとした矢先、何処からか火炎剣烈火が飛んできて無銘剣虚無にぶつかった。
バハト「火炎剣…ハハッ、やはり来たか!炎の剣士!」
飛羽真「彼女はお前には渡さないぞ!バハト!」
そしてバハトに向かって走り出した飛羽真は火炎剣烈火を回収してバハトの無銘剣虚無と鍔迫り合いを始めた。
バハト「またお前は…意味の無い理由で剣を振るっているのか!」
飛羽真「意味の無い理由…だと!それはお前の方だろ、バハト!何度破滅の本に封印されて解放されようが復活しようがお前は何も変わらないんだよ!」
そう告げて鍔迫り合いに押し勝った飛羽真はバハトを吹き飛ばした。
バハト「ハハハ。ハーハッハッハ!お前は変わらないな、やはり倒しがいがあるな、貴様は!」
そしてバハトは腰に覇剣ブレードライバーを腰に装着した。
『覇剣ブレードライバー!』

『エターナルフェニックス!かつてから伝わる不死鳥の伝説が今、現実となる…』
『抜刀…!』
バハト「シーッ…変身!」
『エターナルフェニックス!』
『虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』

ファルシオン「さあ、戦え!炎の剣士!」
そう告げてファルシオンは無銘剣虚無を飛羽真に向けた。
飛羽真「君が大園玲ちゃんだね。」
玲「あ、はい!あの…貴方は?」
飛羽真「俺は神山飛羽真。仮面ライダーセイバーだ。」
玲「仮面ライダー…」
飛羽真「危ないから俺の後ろに隠れてて!」
玲「は、はい!」
そう告げて飛羽真は玲を後ろに隠して腰に聖剣ソードライバーを装着した。
『聖剣ソードライバー!』
飛羽真「物語の結末は俺が決める!」

『ブレイブドラゴン!かつて、全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた…』
飛羽真「変身!」
『烈火抜刀!ブレイブドラゴン!』
『烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』

セイバー「行くぞ、バハト!」
ファルシオン「来い!」
そう告げてお互いに走り出したセイバーとファルシオンは火炎剣烈火と無銘剣虚無をぶつけ合い、再び鍔迫り合いを始めた。
セイバー「バハト、お前だけは絶対に許さない!ハアッ!」
そして強烈な斬撃を繰り出したがファルシオンは傷を治した。
ファルシオン「いてぇ〜!なーんてな!」
そして無銘剣虚無の強烈な斬撃とパンチとキックのコンビネーションでセイバーを吹き飛ばした。
セイバー「グハッ!」
ファルシオン「情けねぇな。炎の剣士、腕が落ちたんじゃねぇか!」
そう告げて連続で繰り出されるファルシオンの斬撃にセイバーは片膝を着くが次に放たれた斬撃を受け止めると目にも止まらぬスピードでファルシオンに斬撃を放つのだった。
ファルシオン「な、なんだ。いきなり早くなりやがった!」
セイバー「当たり前だ。いつまでもお前にやられてる俺じゃない!ハアッ!」
ファルシオン「そうか。ならこいつはどうだ!」
そう告げてファルシオンは無銘剣虚無を覇剣ブレードライバーに納刀してトリガーを1回引いてから抜刀した。
『必殺黙読!』
『抜刀…!不死鳥無双斬り!』
ファルシオン「喰らえ!ハアッ!」
そしてファルシオンは不死鳥無双斬りをセイバーに向けて放ち防ぎきれなかったセイバーは吹き飛ばされたがセイバーもまた聖剣ソードライバーに火炎剣烈火を納刀してトリガーを1回引いて再び抜刀した。
『必殺読破!』
『烈火抜刀!ドラゴン一冊斬り!』
『ファイヤー!』

セイバー「火炎十字斬!ハアッ!」
そしてセイバーは火炎十字斬を放ち、それを食らったファルシオンは不敵に笑い出した。
ファルシオン「ハーハッハッハ。やるな!炎の剣士!」
そして立ち上がったファルシオンは無銘剣虚無を覇剣ブレードライバーに納刀し、トリガーを2回引いて発動した。
『必殺黙読!』 
『不死鳥無双撃!』 
ファルシオン「これで終わりだ!」
そう告げて不死鳥の炎を纏わせながら強烈な蹴りでセイバーを吹き飛ばすが、何とかふんばったセイバーは聖剣ソードライバーに火炎剣烈火を納刀した。
セイバー「これで終わるのはお前の方だ、バハト!」
『必殺読破!』
『ドラゴン必殺撃!ファイヤー!』
セイバー「火龍蹴撃破!ハアッ!」
そしてセイバーの足に炎を纏わせて放たれた火龍蹴撃破を受けたファルシオンは変身を解除した。
バハト「ハハハ。お前の相手は俺だけじゃないぞ!」
バハトがそう告げると背後からライダーキラーが現れた。
セイバー「ライダーキラー!」
ライダーキラー「下がれ、バハト。」
バハト「あとは任せたぜ、キラーさんよ。」
そう告げてバハトが消えると代わりにライダーキラーが目の前に立ちはだかった。
ライダーキラー「お前は俺が消す!」
セイバー「ふざけんな!」

『ストームイーグル!この大鷲が現れし時、猛烈な竜巻が起こると言い伝えられている…』

『西遊ジャーニー!とあるお猿さんの冒険記、摩訶不思議なその旅の行方は…』
『烈火抜刀!語り継がれし神獣のその名は!クリムゾンドラゴン!』
『烈火三冊!真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!』

そしてセイバーはストームイーグルワンダーライドブック、西遊ジャーニーワンダーライドブックをセットして仮面ライダーセイバークリムゾンドラゴンに姿を変えた。
セイバー「一撃で終わらせてやる!」
そしてセイバーは火炎剣烈火を聖剣ソードライバーに納刀してトリガーを1回引いてから発動した。
『必殺読破!』
『烈火抜刀!ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!ファ・ファ・ファ・ファイヤー!』
セイバー「爆炎紅蓮斬!ハアッ!」
そしてセイバーはクリムゾンドラゴンの必殺技である爆炎紅蓮斬を放つもライダーキラーはキラーブレードで受け止めた。
ライダーキラー「甘いな。セイバー、お前は終わりだ!キラースラッシュ!」
セイバー「ウワーッ!」
そして放たれたキラースラッシュを火炎剣烈火で受け止められずに食らったセイバーは変身を解除した。
ライダーキラー「終わりだな、セイバー!」
玲「飛羽真さん、飛羽真さん!」
飛羽真「玲ちゃん!」
そしてライダーキラーのキラーブレードが2人に襲いかかろうとした矢先、空から何者かが強烈な一撃を振り下ろしながらやって来た。
『Progrisekeyconfirmed.Readytoutilize.』
『グラスホッパーズアビリティ!』
ゼロワン「ハアッ!」
ライダーキラー「グハッ、き、貴様は!」
飛羽真「あ、あんたは?」

ゼロワン「仮面ライダーゼロワン。お前を止められるのはただ一人…俺だ!」
ライダーキラー「貴様まで来たか!飛電或人!」
ゼロワン「ライダーキラー、貴様!」
そしてゼロワンはライジングホッパープログライズキーを秘伝ゼロワンドライバーに押し込んだ。
『ライジングインパクト!』
ゼロワン「ハアッ!」
ライダーキラー「グハッ、遂に揃ったか。俺を倒すための…メンバーが!」
そう告げてライダーキラーは時空の裂け目へと逃げたのだった。そして、ゼロワンは変身を解除して或人の姿に戻った。
或人「俺は飛電或人、仮面ライダーゼロワンだ!ライダーキラーを倒すために俺も協力するぜ!」

ソウゴ「或人?なんで或人が…オーマジオウが見せた未来には龍騎がいたのに…まさか…或人が来たことで未来が変わったのか?なら、士は死なない!」

次回予告
飛羽真と玲を助けるために現れた仮面ライダーゼロワンこと飛電或人。そんな彼もまた自身の世界でライダーキラーの魔の手によって復活を果たした宿敵達への対処をしていた。そんな中、この世界に復活した仮面ライダーアークゼロが守屋麗奈を狙ったために或人は麗奈を助けるために新たな戦いに挑むことになるのだった。次回ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第6話「ライダージェネレーション、初期メンバー遂に集結!仮面ライダーゼロワンこと飛電或人が復活を果たしたアークゼロを止めるために再び動き出す!」




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