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入社1年目がゼロから作り上げた「SAKURUG DEI 運動会」 企画運営から学んだこと

・プロフィール
Uchida
セールスユニット所属。内定者インターンを8か月経験し、2022年4月に新卒入社。営業の第一線で活躍しつつ、インターンのサポートも担当。地元である仙台支社の活用に貢献しようと、営業の幅を広げている。3月に開催されたサクラグ初の全社運動会では、1年目にして実行委員長を務めた。

ーー最初に、運動会の概要を教えてください。

Uchida:2023年3月、駒沢オリンピック公園の体育館をお借りして、サクラグ初となる社内運動会を実施しました。
テーマは「SAKURUG DEI 運動会」、サクラグらしい運動会ということで、DEIに関連する内容を盛り込んだ運動会です。競技種目は、「SAKURUGパーパスリレー」「国際女性デー特別企画:追いかけ玉入れ」「綱引き」の3つ。
運動会当日の3月8日がちょうど国際女性デーだったことから、玉入れの球に国際女性デーのテーマカラーであるイエローを採用したり、メンバーのお子さんが参加しやすい競技をいれたりと、皆がそれぞれのペースで活躍し、かつDEIについての認識が深まるよう、工夫を重ねました。


メンバーのお子さんも多数参加してくれました!
準備体操の見本?で、元体操部のメンバーが倒立を披露

ーー今回、どのような経緯でサクラグ初となる運動会が企画されたのですか?

Uchida:実は、メンバーの「運動会やってみたいね!」というふとした発言から生まれた企画なんです。
そして、「面白そう!やってみたい!」と賛同した私含め、有志メンバーたちが集まって実行委員会を発足、実現に向けて動き出しました。
社外プロジェクトに参画するメンバーなど、普段離れた場所で働くメンバーも多いサクラグ。全社運動会は、ユニットを超えた全社的なチームビルディングの貴重な機会であることと、衛生委員会からも社員の健康増進のため後押しがあり、10月のキックオフで会社として本格的にGOサインが出ました。

サクラグのカルチャーに「積極発言」があります。発言することももちろん大切ですが、2人目、3人目と賛同者が続き、それを実現していく環境があることで、更なる積極発言に繋がっていく。このポジティブなサイクルが嬉しいなと感じます。

ーー初めての運動会開催、実行委員長に手を挙げたTomoyaさん。挑戦しようと思った理由は何でしたか?

Uchida:
高校時代は80人規模のサッカー部の部長もやっていましたし、学生のころから、イベントの企画運営やまとめ役をすることが多くて。サクラグでは、フットサル部の部長、BBQの企画リーダーはしたことがあったのですが、大規模なイベントのリーダーを務めるのは今回が初めてでした。
運動会は全社規模で動けるなかなかない機会なので、「ここで手を挙げない意味はない!」と思い、実行委員長に挑戦しました。
ちょうどその時期、他の同期たちが営業の業務以外に手を挙げて兼務をしていて、僕だけが営業1本で走っていたんです。同期たちが様々な経験をして成長していく姿を目の当たりにして、「自分も負けていられない!」という思いも強かったですね。

ーー高校時代のサッカー部部長経験と今回の運動会運営、共通点はありますか?

Uchida:リーダーを務めるときに僕が意識するのは、「最大公約数」を大切にすること。様々な意見が出ていても、なるべくみんなの意見をまんべんなく吸い上げ、できるだけ全員に納得感のある形にまとめられるよう、mtg中の声かけや普段の根回しなど、調整を行うようにしています。

あと、僕はいい意味でプライドがなくて。いつも、経験のある人のアドバイスを積極的に聞いて、活かすようにしているんです。
高校生時代から何かあれば先輩によく聞いていましたし、今回も社内運動会自体は初めての取り組みでしたが、同じく全社メンバー参加のキックオフの幹事を経験している先輩たちがいたので、運営メンバーとして加わってもらいたくさん助けてもらいました。
自分一人でどうにかしようとせず、頼れるところは周りを頼る、そんなところは高校時代の経験が繋がっているなと思います。

ーーUchidaさんにはつい頼ってしまうし、逆にお願いされると喜んで協力したくなる、といった声を社内でよく耳にします。協力し合う関係づくりをするうえで、普段から心がけていることはありますか?

Uchida:そうなんですか!(笑)僕は、誰かにお願いされたことって基本断らないようにしているんです。自分ができることであればなるべく協力したいし、新しいことに挑戦する機会にも繋がるので。
それで、今回依頼したときも快く協力してくれる人が多かったのかなと思います。嬉しいことですね。

当日は総合指揮と司会を務めた
白熱した追いかけ玉入れ、国際女性デーカラーのイエローボールで


ーー準備を進めるなかで学びはありましたか?
Uchida:
本社から30分程度で行ける場所を見つけて、予算承認、レンタル用品の見積・交渉・発注、出席者の確認、お子さん連れの方の年齢や会場のおむつ替えスペースの確認等、運動会ひとつ行うだけでも「確認・相談・決定」することが非常に多く、自分の意思決定が企画に反映され、実際に進むことへのワクワクと戸惑いが常に共存していました。

そんな中、遠藤塾(幹部養成のための社内研修)で代表の遠藤さんがいつも仰られているように、「大小問わず意思決定をいくつも経験すること」で精度やスピードが上がっていきビジネススキルが着実についていくということを、身をもって経験することができたと感じています。

印象に残っていることが2つあって、1つ目は、運動会前日に急遽種目を1つ減らしたこと。
「目隠しムカデ競争」という種目なんですが、競技の特性上非常にメンバー同志がとても近い距離で接することになる。その内容を見て「この競技、もしかすると気になる人がいるかもしれないよね」と声をかけてくれたメンバーがいたんです。
確かに、1人でもいやな思いをするメンバーが出る可能性があるなら…とメンバーで話し合い悩んだ末に思い切って削除することにしました。
前日だったので、お手伝いを頼んでいたメンバーへの連携や、プログラム時間の大幅変更など、その後の調整はなかなか大変でした。
それでも、あの時手間をかけてでもリスクを回避したのは、よい選択だったと思います。色んなメンバーの立場に立って考え、DEIを大切にしているサクラグらしい決断だったなと。

また、本番は想定より時間が押してしまい、1つ種目を削ったことでほぼ定刻での終了となりました。余裕を持ったプログラムを意識する、ということも今後の参考になりました。

2つ目は、運営の分担方法ですね。
当初、各種目ごとの運営担当を、実行委員以外のかなりの数のメンバーにそれぞれまるっと任せようとしていて。ところが、いざ進めてみると、連携の工数が思った以上に発生してしまい、運営の負担が減るところがかえって増えることになってしまったんです。
そこで、メインの運営メンバーの人数を2人増やし、企画や方針決めなどの大枠は運営メンバー中心ですすめることに変更しました。その他メンバーには作業に落としこんでからお手伝いとして依頼することで、スムーズに進むように。これも、実際にやってみたからこそ気づけたことでした。

――様々なハードルを乗り越えられ、多くの学びがあったんですね。本番当日は、いかがでしたか?
Uchida:
当日は23卒、24卒の内定者やSAKURUGメンバーのご家族にもご参加いただき大規模なイベントとなりました。何より大きなトラブル、ケガ等なく終えることができて本当によかったです。
DEI、国際女性デー、健康増進、チームビルディング、パーパス、内定者交流…様々な背景やメッセージを反映した運動会になり、SAKURUGがより一層大きくなる未来が見えた1日でした!

ラストは綱引き
表彰式の様子

ーー2年目となったUchidaさんが、次にチャレンジしたいことを教えてください!

2年目に挑戦したいことは、営業リーダーです!
営業リーダーには、自身の数字で結果を出すことが必要となってくるので、まずは、営業としてのさらなるレベルアップを続けて行きます。
同時並行で今からできること、チームマネジメントについてなど、リーダーとしての準備も進めたいなと。「メンバーの声の吸い上げ」「自分のやりたいことと会社方針のすり合わせ」「チームの最大公約数の水準上げ」などを大切に、チームやサクラグ全体の底上げができる、そんなリーダーを目指したいと思っています。

そしてもうひとつ、次期仙台支社長にもチャレンジしてみたい。
地元であり高校まで過ごした仙台には、格別な思い入れがあります。
その仙台をITの力で活性化させていきたいですね。
また、支社長を経験することで、そこにはどんなハードルが待っているのか、どんな発見や学びが出てくるのか、それらをひとつひとつ乗り越えた先に見える景色を見てみたいと思っています。