君が

君が 君が 空じゃないなら
僕はなんに包まれてるだろう

君が 君が 雨じゃないなら
僕はなんで濡れて泣くのだろう

尊き風は僕を急かして答えを求めてくる

君が 君が 晴れじゃないなら
僕のぬくもりは冷えてゆくと

清き風に囁かれるから答えを探している

僕はひとりではなんにもできないから
それだけはちゃんとわかっているから
君がいなきゃなにも始まらないから
君との答えを 君との答えを

君が 君が 雲だったのなら
僕を置いて 消えてしまうだろう

君が 君が 雲じゃないことを
僕は喜んでいられるだろう

心地好い風に息を切らして
僕は向かってゆくから