これまでのこと③中学時代まで。

今回は小学生の終わりから中学時代までの自分の人生を振り返ります。
今回はずーっと休みなく時期やテーマで分けずに書いてるので疲れるかも。




人並みに充実した子ども時代が終わったのは
小5の冬。祖母が亡くなってから。
1ヶ月以上現実と思えず、その時はまだ心のダメージはなかった。
それから伯父が遠くに引っ越し、祖父がすっかり元気がなくなり、父親は仕事を辞めた。
それまであった親族の集まりがなくなった。
父親が、他の家族のことを全く考えずに
「実家に移り住もう」と言い出したときは心底呆れた。1人になった祖父を思う父親の気持ちは理解できたが、家族を全く考えていないのが丸分かりだった。
元々お小遣いは無くて、普段何か買ってもらうことも無かったが、
外食やレジャーの機会がよっぽど泣きつかない限りはなくなった。
子供心には、何にも事情を知らないのに
少し前まで行けてたところに
1時間と泣きつかないと行かせてもらえなくなったのは、全く理解できなかった。

一方学校では、軽く見ていた友達に見放され、1番仲のよかった子は中学受験で付き合えなくなり、1人になった。
だから放課後は、習い事の時以外は、ずっと家にいるしかない。その習い事も好きでやってるものは1つもなかった。
もともと勉強は好きで、できる方で、
だから塾に行って遠くの中学にも行きたかった。それがこの頃には、‘’できない‘’現実を見るしかなくなった。

学校と家庭しか世界が無かった歳で
学校ははじめから空虚。友達は全くいなくなって。
家族も話ができる人がいなくて、むしろ小さい頃からずっと離れたいと思っている。
お金がないから普段から何もできないし諦めなきゃいけないことも沢山ある。
何かやろうにも常に親の監視と干渉もあるから何もできなくて。
祖母と友達でもってた心が崩れて行って
人生に諦めを感じるようになった。
大人から見たら甘えてると思うけど
これが11歳の時の自分の心の中。

どうでもいいけど
何にもすることがなくなって
この頃が唯一テレビをちゃんと見てた時代だった。
この頃のジャニーズアイドルやヒット曲、ドラマやバラエティなど結構印象に残ってたりする。
中学に入ってからはもうテレ朝11時のバラエティとカウントダウンTVやJAPAN COUNTDOWNなどの音楽番組しか見なくなった。

それから数年間、本当に冷めていた。
何かに熱くなったってこと、殆どないんじゃないかな?
だから中学時代で印象残ってることも正直殆どない。少し前の記事で「この4年間何だったんだ」みたいなこと書いてたけど全く比じゃない。
2学期中間テストで点数が下がったことに危機感を覚えて、次の期末テストを本気で勉強したくらい。勉強だけは最低限プライド持ってやっていた。
あらゆることにやる気が出なすぎて、
なんとなく入った部活ですぐに後から入った1年生の方が上手くなってしまい、
同級生の当たりが強くなって
毎回「来なくていい」など言われるようになって、1年半で辞めた。

思春期の頃のこと書いてて思うのは
「今の方が、よっぽどちゃんと生きてる」ってこと。
「今日までのこの数年間何やってたんだ」って思うこともあるけど、社会人になった今の方がよっぽどピュアにアクティブに生き生きと過ごせてる。2年か3年前に、「高校生の頃より今の方が青春してる気がする」って思った。確実に学生時代より今の方が精神年齢は若返っている。

次回は高校受験期から高校時代まで。
本来1番濃ゆいはずの時代が
中身がなくてどんどん終わっていく、、。

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