Shin・服部製作所という自転車文化のコミュニケーター
ポッドキャスト番組さくれいコアメンバー『Shin・服部製作所』の服部晋也の話をします。彼に初めて会ったのは2013年の春、27歳で独立開業して1年経つか経たないかの頃。ポッドキャストをやりたいと考えるなか「知られざる自転車フレームビルダーの世界」をコンテンツの錦の御旗にしようと誘ってからは4年が経とうとしています。私自身が自転車文化との関係が希薄になってしまい、何かしらやってきた身としては淋しさがあったのだと思う。
以下、写真で回顧するShin・服部製作所と自転車文化、詰め合わせ。
科学コミュニケーターという役割が各メディアで活躍する機会が増えた昨今、各界隈でコミュニケーターの重要性が注目されています。Shin・服部製作所は「スポーツ自転車カスタムおけるコミュニケーター」の気質を持ち合わせていると考えます。コアな趣向にもしっかり応える求心力があるのはもちろん、他の土俵であっても言語と姿勢を整え、コミュニケーションできる遠心力も持ち合わせている。そう、努めようとしている。彼が目指し、学びにいった北米のフレームビルダーたちの様に。そんな彼に初めて会った時の印象は、いまも変わらずです。
つい先日、彼のアトリエでオーダーフレームしたお客さんがこんなリアクションをしてくれた。私の、私たちのアウトプットに遠心力があると体感できる嬉しい反応。今後とも、当ポッドキャスト番組が皆さんの何かしらを「つくる」機会になれば幸いです。
最後に。番組内ではスポーツ自転車カスタムのことよりも、阪神タイガースを含めた野球の話、歴史の話の方がよっぽど熱量高く感じられる服部晋也。ハンドメイドですから、本人の人間味が伝わればそれで良いと考えています。自転車は工業製品ですからね、数字のことはインターネットが落ちていますしね。得意な方にお任せします。
数字、スグに忘れちゃんですよね。数字だけじゃないけどね、忘れてしまうの。数字のことはシンくん本人に聞いてくださいー。