今日は重い話

さく6 It's happy Wednesday.

今日は重い話を書こうと決めてました。重い話と言ったら、生と死と病気しかないわけなんですが、今こそ書かないといけない、在宅終末看護についてです。本当は先週(前回)書くつもりが、気が重くていろいろと理由をつけて先送りにしてしまったのです。今日もこんな時間になってしまいました。やっぱり思い出すと辛いことだし、途中で書けなくなるかもしれませんが、決して悪いことだけではなかったので、できたら読んでみてください。

ちょうど半年前に母は亡くなりました。享年74歳でした。今の世の中的には70代で亡くなるのは早過ぎるという印象なのでしょうが、お葬式の時に聞いた言葉は頑張ったねという労いでした。それは母が30年以上も闘病していたことにあります。気管支拡張症でした。
初期の段階から何度も病院に行ったり、入院したりしていたのですが、誤診を受けていた為、わかった時には重症化していました。今ならばセカンドオピニオンも考えられますが、当時は全く思いもしませんでした。そしてすぐに手術が必要と言われました。現在ならば脇の下に切り込みを入れて行う術式などがあるようですが、母は肋骨をカットして悪い部分を取り除くしかありませんでした。そんな手術を二回行い、しかも完治ではありませんでした。
術後3年以上経つまではガリガリに痩せてしまっていて、私は毎日ハラハラしていました。が、そのうちに時々寝込む必要はあったものの、持ち前のガッツで元気になって来ました。大きな手術跡が度々痛むことや、呼吸がしづらいと言って立ち止まることを除けば、10年前くらいまで、今から思えば普通だと思えました。けれどもだんだんと酸素を吸うのが難しくなる時が出てくるようになり、酸素ボンベの小さいのを借りるようになりました。

長くなったので、また次回。
5回くらいで書き切れるでしょうか。

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