重い話 2

さく6 It's happy Wednesday.

前回までのあらすじ
これは在宅終末看護についての話です。
私の母は半年前に亡くなりましたが、生前は気管支炎拡張症で30年以上闘病してました。病気がわかった時には肋骨を切るほどの大手術が必要でした。

10年ほど前から酸素ボンベを使用し始めてしましたが、それは外出時や風邪っぽい時などに限られていました。酸素ボンベをひいて、以前ホームステイで受け入れていた留学生のお家に遊びに行ったりもしました。そのスイスから、道に迷ったかもしれないと電話があった時には、本当にどうしようかと思いました。行動的過ぎて、酸素ボンベをひいているのに、羽が生えているような人でした。予定の日程でけろっとして帰って来ましたが、その後はやっぱり寝込んでいました。当時、出発前は大反対してしまいましたが、後になって考えると行って良かったんだなと思いました。

話がそれました。それから5年くらいして、大型の酸素作成機というのかな、在宅酸素と呼んでましたが、それを家に置いたりしました。
膠原病の為に、ステロイドの薬を飲み始めたりもしました。ステロイドについてはまたいつか書きたいと思いますが、処方された時には、副作用についてお医者さんとよく話し合ってからにしてもらいたいと思います。
母の場合、ステロイドである意味では元気の素になっていたようですが、骨を弱くもしていたのです。
気管支炎拡張症は肺の病気です。咳をして痰を出さなくてはいけない、出にくい時は咳き込んで横になれない時もあります。咳のしすぎで、疲労骨折を起こし骨にヒビが入ってしまうこともあります。ただでさえそんな状態だったのが、一年前くらいから、腰痛も出てきてしまい、立ち上がるのも困難になってしまいました。

今日はここまで。思い出すのがまだ辛いですが、いま書かないと忘れてしまいそうです。また来週。

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