桜馬がやってきた歌

前回の歌枠がぐだぐだになってしまいちょい落ち込んでいた桜馬です。

先週はnoteサボってしまい申し訳ありませんでした。
書きたいネタはいくつかあったもののいまいち筆が乗らず・・。
そして今週も何を書こうかと思ったのですが、冒頭の件があり歌について書こうと思いました。

前回の歌枠、特段なにがあったわけでもないのですが、単に喉の調子が悪くしっかり歌えていない曲が多かったり、セトリもあまり準備できていなくて進行もぐだり気味になってしまったなと思い限定公開にしました。
そういった僕の歌枠でも「楽しい」、「聞きたい」と言ってくれる方もいて非常にありがたく感じています。
ただ、最近僕を知ってくれた方や初見の方に見てもらう可能性があると思うとどうしても見せるには恥ずかしいなと思って今回はこのような形にしました。

そんな感じでいつも歌についてとやかくうるさい僕ですが、見てる方の中には「こいつ別にそんな歌上手くないし特段歌系Vtuberってわけでもないのになんでそんな気にするん?」って方もいるんじゃないかなと思います。
そこで今回は、その解答というほどでもないのですが僕が今までどんな歌をやってきたかや、今歌に対して思ってることなどを書いていこうと思います。

■歌下手期
この辺りは特段語ることもないのですが、僕は元々特別歌がうまい方ではありませんでした。
ぼんやりと歌や歌うことが好きというのはありましたが、特別歌の練習をしていたりということもなくうまいと言われることもほぼありません。
声域に関しても超一般的で、声変わり後の高校生くらいからは和田光司さんの「Butter-Fly」とかですら原曲キーきついくらいでした。
カラオケ行くのとかも好きではあったのですが、当時はうまぶって歌うのもなんかこっ恥ずかしく、適当に騒げる歌を入れて大声で歌うみたいのが楽しかったくらいでした。

■キー変更を覚える
ふとある日ヒトカラに行った日に、なんとなくキー変更をしてみたところ、いろんな曲を自分が気持ちよく歌える音域で歌えてめちゃくちゃ気持ちよかったのを覚えています。
このころもまだ音域は広くなく、マクロスFの「射手座☆午後九時Don't be late」とかをキー+2オク下とかで歌った記憶があるのですが、それでもすごい歌いやすくて感動してました。
この辺はあくまできっかけに過ぎないって感じですが、カラオケで気持ちよく歌えないなって人にはぜひ一度試してほしいってくらい僕にとって衝撃でした。

■カラオケ採点を始める
一時期友達の間で、「カラオケのランキングからランダムで曲を選択して、それで点数を競う」という遊びが流行り始めました。
この遊びが始まった当初はDAMの精密採点で90点くらいが精いっぱいだったのですが、次第に「高得点を取るにはどうすればいいんだろう?」という疑問が沸いてきました。
そして、ネットで高得点を取る方法について調べると、かなり具体的な方法を書いてあるサイトが多数ある上に、歌うまでなくても技術的なポイントさえ押さえれば100点を取れるということがわかりました。

100点を取る方法について書くとめちゃくちゃ長くなるので今回は割愛しますが、当時社畜デビューしたころにこれを知り、没頭している趣味がなかったというのも相まって、一時期1曲でも多く100点を取ろうとヒトカラに没頭する日々を送りました。

(日々カラオケに通ってこういう写真を撮っていました)

100点を取るために特段歌がうまくなくていいとは言いましたが、誰でも簡単に一発で取れるかというとそうでもなく、最低限の正しい音程や表現技術が必要になってきます。
そういったものはこの採点に没頭している期間に何度も歌ううちに少しずつ身についてきました。

このあたりでも、まだ人に聞いてもらって初見で「うまい!」といわれるほどではなかったのですが、一緒にカラオケに行ってる友人などから、「前に比べてうまくなった」と言われ、少しずつそういった実感が沸いてきて嬉しかったです。

また、カラオケで100点を取る=歌うまではないのですが、この100点という数字を重ねることで、勘違いでも自分の中に「もしかして歌上手くなってるんじゃないか・・?」という気持ちが芽生えてきた気もします。
がむしゃらに歌っていたころに比べ、改善点を見つけて反復練習し、それが点数に反映されるという体験によって成長を実感できていただと思います。
そうしているうちに、「もっと歌が上手くなりたい!」という気持ちが少しずつ大きくなってきたのかなと思います。
(とはいえこの頃たびたび自分の歌を録音して聞いてみたりはしたのですが「やっぱうまくねぇなぁ」という程度で毎回頭抱えてました)

■修行期
修行期ってのも何?って感じですが、これまではあくまで点数を追求したカラオケをやっていたのに対し、歌うまを目指すようになってきた期間がありました。

職場が変わり、環境も変化したのにつれて違う仲間とカラオケに行ったりする機会ができました。
それが以前歌ってみたでコラボさせていただいたNKN建設さんのメンバー当たりの方々だったりします。

どなたもとても歌がうまく、歌っているのを聞いたり、いろいろ話しているうちに新しい歌い方や技術をたくさん学べました。
なによりも、みんな歌に対して真剣でうまく歌いたいと思って歌っていました。
自分の中では「やっぱりどうやっても本当に歌が上手い人には勝てない」とか「歌がうまくなるのも限界がある」とか「素人レベルでうまくなっても意味がない」思っていたのですが、このころは点数でなく純粋に上達を楽しんで歌っていました。
そして、そんな方たちが僕の歌に対しても「うまい」と言ってくれてだんだんと自信になってきました。(お世辞かもですが嬉しいものは嬉しい)

■Vtuber活動期
そして今です。まず自分がYoutubeで活動していて歌ってみたとか出してることが冷静に考えるとめちゃくちゃびっくりです。
元々歌ってみたとかとは無縁の世界で、歌い手とか関わりない人と思っていたし、逆にもし最初から歌が上手かったらもっと前から歌ってみたとかやってたんじゃないかなって気もします。

そんな中思うのは、やっぱり自分の歌聞いてくださる方々ほんとにありがたいなってことです。

Youtubeで活動してる以上他にもうまい歌い手さんやVtuberさんがいます。
自分もリスナー視点でいろんな方の歌を聞いているのですが、やはり「うまくないな」と感じることもあり、どちらかというとうまい人の歌をよく聞きに行ったりチャンネル登録したりしています。

そう思ったとき、自分の歌に時間を割いて聞いてくれる方には少しでも良い歌、良い時間を届けたいなと思いますし、いろんな方に自分の歌を届けるためにはもっとうまくならねばなと日々思っています。

なんか自語りばかり冗長になってしまいましたが、なのでもっと歌や配信の準備をがんばって、誰が見ても恥ずかしくないものをお届けしたいな!というお話でした。

■余談①
歌の好き嫌いですが、誰が歌っているかというのも歌の技術以上に重要だなと思いました。
自分も推しの歌を聞いていると元気をもらえますし、自然といいところを見つけて聞いてしまいます。
逆に歌以外の部分でいいなと思うところがないとどうしても拙い部分が目に付いてしまったりします。
歌の技術のほかにも「推される存在になる」というのもとても大事だなと思い、こちらも頑張りたいなと思いました。

■余談②
歌枠の進行をぐだらせないために、歌える歌リストの再整備を始めました。

↑閲覧のみであればだれでもできるようになっています。

とはいえこれ歌える曲全曲やるの死ぬほど大変なので果たして本当に作るのか・・・?となっているのですがちょいちょい進めていこうかなと思います。
リスナーさんに編集権限渡して一緒にこれ作る作業枠とかしたいレベルです。

後この表作っていて初見のカラオケ音源アップされているチャンネル見つけて、自分の歌いたい歌めっちゃあってモチベ上がったのでそれ歌うのも楽しみにしています!(女性Vo曲ばかりなのが難点ですが・・)