見出し画像

【#私の働き方実験】指定企画「幸福学」|小さな幸せの積み上げは大きな幸せにつながり、周りにも広がっていくのか

新しい働き方LABの研究員制度、第2期の指定企画「幸福学」プロジェクトの研究員兼サポーターとして活動している花山さくらです。

「幸福学プロジェクトって何ぞや?」と、思われた方は、どうぞこちらをご参照ください。

端的に言うと、幸せを追求して行動すれば、幸福度は高められるのか?というタイトル通りの活動。
半年間の活動期間を通じ、自分の生活や仕事、周囲の人々との関係性に変化が見られ、幸福度はアップするのか?という研究です。

【実験テーマ】小さな幸せの積み上げは大きな幸せにつながり、周りにも広がっていくのか

私が半年間で、実験する内容は大きく分けて2つあります。

・小さな幸せの積み上げと、大きな幸せとの関係性
・自分が幸せになることで、周り(人間関係や仕事)にも変化がみられるのか

ぶっちゃけ・・・みなさんはどうですか?
幸せになりたいですよね?
「不幸せになりた~い!!」なんて方はなかなかいないと思います。


私は子どももいて、少し前には可愛すぎる愛犬を迎え、幸せ絶好調なんですよ?
娘を最優先にした働き方もできていて(娘が年長になったのを機に独立。その前は残業は多いけれど安定した収入のある正社員生活とライターを兼業していました。振り返ると、知らないうちに新しい働き方をスタートさせていたようです。)。

だけど…だけどね・・・。
現実を直視すると、何となく幸せではないと感じてしまう。

私が「幸せになりたいな」、「幸福学プロジェクトにかかわりたいな」、と思い立ったのには、次のような理由がありました。

◆実験の目的と背景

一番大きな理由は、自己肯定感の低さ。
言い換えると、この実験の目的は、「自己肯定感を向上させて幸せを感じやすい自分に変わること」にあります。

環境的にはめちゃくちゃ恵まれていて、仕事も評価されているはずなのに。
どこか周りを信じられない。自分は底辺にいると感じてしまう。
周りに頼れず、孤独だと引きこもってしまう。
気を緩めると不幸だと感じたり、もしかすると人にも不幸を振りまいているかもしれないと、抱え込んでしまう。

いや~こじらせ中のこじらせですよね!めんどくさい人種。

そして、困ったことに、私のこの性分は、どうやら娘にも影響しているようなのです。
このままいくと、娘の自己肯定感も低くなってしまうのでは?(既に低くなっている気がしないでもない)

私みたいな考え方をするのではなく、もっと人生を楽しんでほしい!
存在していいんだよ、と、自分や誰かの存在を認めてあげて、居場所を作って、ギュッとハグしてあげたい。

と、まぁ。
常日頃、勝手に悲劇のヒロインを演じて楽しんじゃってるのですが、その背景には、つい頭で考えてしまう癖と、未だ解消しきれていない自己嫌悪が乱立しています。

  • 10年前の離婚に伴う人間不信
    (結婚したことは幻だった気もするけど、びっくりするほど浮上できませんでした。いや、でもさっ、この10年でとても元気になりました!)

  • 複雑な過去の家庭環境
    (育てていただけたのはありがたいけれど、頭を押さえつけられながら育ってきた感覚。大人になった今は、自分で行動できるはずですが…それでも時々苦しくなる)

  • 自分の仕事は誰かの役に立っているのかと無駄に悩む
    (周囲からは十分に専門性を持っていると評価していただき、役立っているのだからお金をいただけているのだけど、どうにも自分への自信のなさが。ねぇ…)

  • 小5娘のお受験問題とプレ思春期がゆえの親子間の葛藤
    (困ったことに成績の良さと自己肯定感は比例しない。娘も悩みがち。きっと私の育て方のせい…確実に私のせいだと思うと抱え込む癖がある)

  • 愛犬は若く元気なのに、病気やけがをさせてしまったらどうしようと落ち込む
    (家族で2年前のペットロスを引きずり続けています。粘着かよぅ。。)

  • 私は娘や愛犬を幸せにできているのだろうか
    (幸せの基準ってなんでしょうね。うぅぅ)

  • 体痛い…思うように動けない日は辛い。そして、情けない。
    (強直性脊椎炎という脊椎周りが痛くなる難病と線維筋痛症、リウマチという痛い系の病のため、鎮痛剤なしで暮らせません。でも本当は薬に頼りたくない!幸せな状態が続けば改善できるかな?と、期待を込めて)

とか、表に出している情報は、はほんの一握り。
ネガティブに考え出すとキリがなくて。まだまだ出せるぜ!
(ネガティブの塊が「ヒャッホウ♪」とか言いながら、頭でブロックを下から壊し、出てきたスーパースターをゲットして暴れまわってるのを想像してみてください。ちゃらっちゃっ、ちゃらっちゃっ、ちゃんっ♪(1-1のBGMね))

そんなこんなで。恥ずかしながら、「夢や目標は?」という幸福学の活動の一環でもあるハピネスチャレンジ第一回のお題にも回答できませんでした。

だけど、捉え方を変えれば、私の状況は悲観することはないんですよね。

過去は過去、未来は未来。
起こっていない事を悲観したところで何も状況は変わらない。

今を楽しむ。今を喜ぶ。今を幸せに感じられるようにすればいい。

◆活動の概要

具体的な活動は次の通りです。

  • 指定された課題図書3冊(幸せのメカニズム、ウェルビーング、幸せな職場の経営学)を読み、生活に活かす

  • 週に2度のハピネスチャレンジ(幸せにつながるためのお題)に取り組む

  • 幸福度診断の定期的な計測(気になる方はぜひ診断してみてくださいね)

ここまでは、プロジェクト自体の活動。

じゃぁ、自発的に行うものは?という点ではこちら

  • 小さな幸せ探しの旅に出る!(自分が感じた小さな幸せをTwitterで発信する)

  • 好きなこと、嬉しいこと、感謝していることを積極的に発信する、伝える

  • やりたいと思ったことはどんどんチャレンジする

  • これは幸せだぁ!と感じたことに対して、幸福学の第一人者である前野隆司教授が提唱されている4因子(「やってみよう」因子、「あなたらしく」因子、「ありがとう」因子、「なんとかなる」因子)のどれに該当するのかを分析する癖をつける→関連する事項と出会ったときに幸せの感覚を誘発できそう。

  • 誰かの幸せにつながる行動を行う

  • 自分を労わる(「甘やかす」ではなく、労わる)

  • 幸福学プロジェクトの皆さんの幸福関連情報を見て、ほっこりする(間接的に幸せになれるんですよね~)

  • 愛犬を愛でる(仕事をしていないとサボっている感覚に陥ってしまうので、ゆったりする時間も無駄ではないと許可をしてあげたい)

  • 娘をたくさん褒める。嬉しい気持ちをたくさん伝える。抱きしめる機会を増やす

ひとつめの幸せ探しについては、2021年、娘とともに毎晩していました。
1日3個、その日にあった幸せなことをスケジュール帳に書き留めていたのですが…当時、学校でクラスメイトから嫌がらせにあっていた娘は悲観的になりすぎて挫折。
そんなに時間を置かずに私も挫折(だけど3か月くらいは続きました!)
どうやら幸福は、義務化すると見つけにくくなるようです。
そして、その反動で苦しくなってしまう。

一方で、心をオープンにしていると幸福だなぁと思う出来事は連鎖していくんですよね。感謝していると、感謝できる出来事が起こっていくように…。
実際に、この6月に幸福学プロジェクトが始まってから「幸せ」に焦点を当てることで、いろんな幸せが見えてくるようになりました。
自分がコントロールできることはもちろん、自分ではコントロールできない幸せを感じることも、不思議と増えてくるんですよね。

毎日、嬉しいニヤニヤが止まらない。
クーラーが冷えた部屋で過ごせることが幸せだと感じ、外に出て暑さを感じることにまで「これは生きている証だぁ!」と謎に幸せを実感。愛犬を見ては可愛い~と連呼(巡り合えた幸せ)。仕事で人と話せることに感動し、泣きそうになる(疲れているのかな?自分が話したアドバイスが役に立ちました!と言ってもらえると幸せだし、課題を解決できたお客様の笑顔を見ては嬉しくなるんですよ)。
本プロジェクトに関しても、研究員さんのハピネスチャレンジの投稿を見てほっこり。Twitterで第2期研究員の方々の投稿を見ては、いいねしてニヤニヤ。
1人でスマホ見ながらニヤニヤしているんだけど、とても楽しく心地よい。
ほら、ほんの短時間でもこんなに連鎖的に思い浮かぶんです。

こんな好循環が広がって、多くの人が幸せだなぁと感じる世界になれば、とても良いですよね。

だけど、結局のところ、上述の内容は短期的かつ個人的に幸福を感じ、感謝する出来事であるので、長期的に見てどうなのだろう?という疑問は残ります。そこで・・・。

◆実験の測定方法

毎月の自己の変化を幸福度診断で数値として把握し、推移を検証していきます。
幸福度診断に興味を持ってくれている娘(初回診断済み)にも、定期的に診断してもらいたい!と、考えています(悩みをあまり深刻に捉えず、楽観的かつ幸せだと感じるように育ってほしい親心)。

◆スケジュール・進め方

2022年6月から11月までの半年間が活動期間となりますが、既に6月が終わってしまいました…。

6月の活動は以下の通り。

1.幸福度診断(2022/6/14)
・私の幸せを支える5つの特性
まじめ力、面白がり力、フレンドリー力、感謝力、チャレンジを推奨する職場の雰囲気(←私はフリーランスなので、職場は新しい働き方LABを想定して回答しました。たしかに、チャレンジをどんどん推奨してくれています!))

・もっと幸せになれる余地のある5つの特性
信頼関係のある家庭、マイペース力、自己肯定力、満喫力、実績
驚いたことに、先述したブラックな背景に関連した結果となっています。私はこの半年間で向き合い、解消し、過去は過去、未来は未来と割り切って、今を生きる、楽しむ、幸せになります!もっと自分を評価してあげられるように、優しく接してあげよう。

2.ハピネスチャレンジのお題を幸福学チャンネルに書き込む
みなさんの書き込みを見てホッコリ。ついつい読み入ってしまい、時間が経過。あれっ?自分の回答は?答えられない…と、時折悩んでおりますが、焦ることなく回答していこうと思っています。

ありのままね!ありのままっ!!
ありのまま力が低いのも一つの要因かもしれませんね。

幸福学プロジェクトのメンバーは皆さん暖かいから、きっとそのままの自分をさらけ出しても大丈夫。各自が多様性を受け入れて、否定しない環境って、めっちゃよくないですか?これからプロジェクトメンバーで幸せ力を高めていけたら嬉しいな♪
ついでに、ハピチャレにどんどん書き込んでもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!!厚かましいでしょうか…。

3.Twitterでの活動(小さな幸せの発信と幸福学関連のツイート探し
自分が感じた幸せなできごとは「#小さな幸せ #幸福学 」のハッシュタグをつけて発信。
ツイート探しは、もはや自己満足の世界ですが、みなさんのツイートを読んで、なんだかこちらも嬉しくなって、勝手に感動したりして。
そしたら、自分にも幸せが伝染してるんですよね。

そういう意味では、冒頭に書いた実験内容にも既に答えが出ています。

・小さな幸せの積み上げは、大きな幸せにつながっている
→幸せを感じやすい体質ができつつある

・自分が幸せになることで、周り(人間関係や仕事)にも変化がみられる
→人の幸せに共感して、自分は幸せな気持ちになっている。
しかし、逆はどうなのでしょうか…。
自分が幸せだと感じたことを積極的に発信することで、暖かな世界ができあがっていくといいなぁ。

7月以降の活動内容は、6月に行った活動に加え、課題図書を繰り返し読んで自分に落とし込む。
読書会にも参加して研究員の方々のアイデアを伺いながら、自分の活動に対するPDCAを回していきます。

11月に振り返った時に、「このプロジェクトに参加して良かった~!」と、思えるように。
プロジェクトに参加する研究員の方々のいいところをどんどんと発見して、積極的に発信、紹介できるように、これからみなさんのことを知っていきたいです。

そして、本プロジェクトにかかわる方々、研究員の方々から派生して多くの方の幸福度が向上するよう、自分ができることは積極的に活動していきたいと思います。

これから半年、どんなことが起こるのかな?
幸福を追求し、活動できるご縁への感謝と、未知なる世界にワクワクしつつ。
どうぞ宜しくお願い致します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?