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南極は夏と冬の気温差が30℃もある。なぜ夏に海水面が上昇して、東京やNYが水没しないのか?

Wall Street Journal に、今日も「南極の氷が溶けて海水面が上昇」とあったのですが、地球温暖化仮説で言う気温上昇は10年で0.1℃ぐらいの大きさ。

一方、南極は夏と冬の気温差が30℃もある。
なぜ夏に海水面が上昇して、東京やNYが水没しないのか?

これを疑問に感じる人はいないのですかね。
なお、地球の陸氷の9割は南極にあります。

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補足
 最初の質問に対する答はありません。
 というか、そもそも海水面が上昇しているという証拠がない。あのツバル(エリス諸島)は水没するどころか、国土面積が増えている。
 つまり、海水面は上昇した所もあるし、下降した所もあるのです。

 また地球環境は、「気温が上がれば海水面が上昇する」というほど単純じゃない。下がる理由もあります。
 気温が上がれば海水の蒸発が増える。それが南極大陸に雪として降り積もれば、海水面は下がるのです。
 すなわち四季に応じて海水面が上がるか下がるかは、バランス次第です。

 では、なぜ現実には水面は上下しないのでしょうか?
 たぶん、偶然でしょう。上手い具合にバランスしている。地球史的には何十メートルも上下する時代があったはずです。極地には大陸が有ったり無かったりで、夏冬の気温差も大きい時代もあったからです。

 でも、過去1万年ぐらいは偶然そうではなかっただけです。
 だから、人類は海岸沿いで文明を発展させた。夏冬で水面が数十mも上下していたら、東京、ロンドン、ニューヨークは生まれなかったでしょう。
 また、現在の主要港の多くは利用不能。だから産業の発展はなかったでしょう(注1)。

注1:ここで言っているような事は人類史、生物史でたくさんあります。
 物理定数や地球環境が、生物の発生や人間の居住に適している理由は特にはない。
 ただ、違っていたら我々は存在していない。たまたま適していたから、我々は生まれて存在している。それが実際に起きたことです。

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