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刺身の盛り合わせに菊を載せる仕事は難しい...ロボットには^^;

 だから最低賃金労働者のニーズは高いのです。
 ロボットは、柔らかいモノを掬うのは出来ても、掴むのは超苦手なのです。だから花、グリーンピース、寿司などは持てない。
 それ故に弁当屋は機械化されない。またシューマイにグリーピースを載せる仕事もなくならない。

 実は現代社会には
知能は不要だが人間にしか出来ない仕事」は多い。
一つは上記のような「手先の器用さだけが必要」なケース。

 もう一つは「人間であることが重要」なケースです。これは看板持ちのことです。看板を固定すると違法になる。だから持っているだけ。
 他にも「行列に並ぶ」「裁判に出廷する(だけ)」などの仕事がある。田舎の工事の交通整理もこれに近い。あれは法律上、人の配置が要求されるだけだ。

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 良くも悪くも、これが「知能を持たない人間」の生活を支える。現代社会は特殊なのです。100年前なら、彼らは生きていけませんでした。
 そして「知能が低いヒト」は多くの場合に危険です。彼らは犯罪加害者になる。これがモラ・自己愛PD問題です(注1)。

注1:残念ながら、現実は「アルジャーノンに花束を」の世界とは違う。彼らは「心優しい白痴」ではない。本能と欲望のままに動く野犬です。
 現実世界には「人間と意思疎通できないが、危険はない大型獣」は存在しません。イノシシ、狼、熊、ワニなどは人間社会から駆逐されました。彼らに悪意はないでしょうが、危険すぎるからです。

 

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