ロシア、国際宇宙ステーション撤退へ:宇宙開発時代も終了です。
ISSには夢があったんですけどね。スペースシャトル計画と同じで尻すぼみで終わりです。
残念ながら「夢のような素材」も「夢のような薬品」も生まれなかった。はっきりって成果はないに等しい。今世紀に入って急速に話題に登らなくなりましたが、ついに打ち止め。
今日現在、米国ですらISSに人間を運べない。往還機がないからだ。ベゾスとマスクのアレはデモ用の弾道飛行ロケットで実用性はない。
その事が、人類が宇宙に興味を失ったことを象徴的に表しています。
南極や月面と同じで、期待は大きかったけど、宇宙には本当に何もなかったのです^^;
そして宇宙は、予想をはるかに超えて人間には厳しい環境だと分かりました。地球軌道上に都市レベルの宇宙ステーションを建設するなんて、ムリムリの無理です。(注1)
注1:そもそも居住地が足りないならば、サハラ砂漠に街を作る方が簡単だ。ラスベガスの例もある^^
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また火星への植民も無理っぽい。地球外への植民は、ロケットで数百人を運べばいいなどと言う牧歌的なものではない。地球の生態系の移植が必要です。
そのぐらいには、人は人のことがわかってきた。人間が生きるには、無数の生命との共生が必要なのです。それには数千万種類の昆虫や数億種類の植物、数百億~数兆種類にも達するらしい細菌類、ウイルスまでが含まれる。
そんなものを火星に持ち込み、しかも生態系を再現するなんて考える気にもなりません。しかし「人間にはどれが必須か」などさっぱり分からない。生態系はあまりにも複雑で、到底解析不能です。
そもそも人類は、地球に何種類の昆虫がいるかさえ知りません^^;
細菌やウイルスに至っては、ほとんど何も知りません。ごく限られた数十種類が、発酵に役立ち、病気をもたらす(らしい)と判明したに過ぎない。
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