失敗する方法こそ重要なのです。成功する方法なんてない^^;
いや、成功する道はあるかもしれないですよ。でも、どの道がそれかはわからない。
古今東西、ありとあらゆる生き物が使ってきた戦略は
成功するまでやる。
これしかないのです^^; (注1)
エジソンが白熱電球を完成させるまでに、6000回も実験に失敗した。
ぶっちゃけ「数撃ちゃ当たる」方式です。
注1:いい例がセックスです。性交(成功)ですね(笑)。
ほとんどすべての動物は子孫を残さずに死にます。マンボウなんて一度の産卵に2億匹ぐらい生まれるのに、子供を残すのは1匹か2匹だけ。
特に進化論の文脈では、これはもう歴然としている。進化とは試行錯誤と無数のトライです。とにかくいろんなことを何度も試す。そうすると成功することもある。
そういうことを40億年ほど繰り返して、生き残ったのが我々です。
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「経済学」などの机上の空論が扱う世界と違って、現実世界はあまりにも複雑です。何が起こるかなど予測不能だ。ほとんどの場合に、物事の間には因果関係があるのかどうかすらわからない。
これは技術の世界でも同じです。コンピューターはいきなり設計して完成したわけではない。富嶽の前には、失敗作が山積みです。
プリウスだって、(検索エンジンとしての)Googleだって同じ。屍累々なのです。
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あなたのやることが、いきなり成功すると考えるほうがおかしい。
進学、恋愛、セックス、就職、結婚、起業、、まあ最初の1回は失敗するでしょう。2回目か3回目で成功すれば御の字。死ぬまで成功しない人もたくさんいる。
だから、どうやって失敗するかこそが重要なのです。
再起不能になるような失敗をしたら、そこで終わりだ。うまい失敗の方法というのがあるのです。
簡単に言えば、失敗できる時に失敗したほうがいい。平たくいえば、子供のうちに大量に失敗すべきだ。
そして、社会に出たら、なるべく早いうちにたくさん失敗すること。30歳とか40歳になると、失敗すると再起できないケースが俄然増える。人生が詰みます。
もう一つ重要な点は、失敗の損失を評価することです。そのトライで失敗したらどのぐらいの損失が発生するか。これは超重要です。
そしてハイリスクローリターンならば、そのトライは避けないと死ぬ。
しかしながら、これ(リスク管理)ができない人が、ものすごく多い。ほとんどの人は「怖いからやらない」or 「安全だからやる」の2種類しかないのです。
それで、このややこしい世の中を渡るのは困難ですよ。
それこそハイリスクな人生だ。
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もしもあなたが、あらゆるリスクを回避して生きていこうとするならば、あなたの人生そのものが、あなたの人生で最初で最後の、そして唯一最大の失敗になるでしょう。
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