「Androidアプリ」が使える「ChromeOS」をインストールしよう<2024/10/19 更新>
皆さん、こんにちは。桜咲ヒロです。
「ChromeOS Flex」の安定版がリリースされ、インストールした方もいらっしゃると思います。
しかし、「ChromeOS Flex」は、「CloudReady」から進化したものであり、「ChromeOS」と違って「Androidアプリ」を使うことができません。
そこで、『「Androidアプリ」が使える「ChromeOS」をインストールしよう』をお届けします。
①必要なスペック
②インストールに必要なもの
③インストール方法
【準備編】
①『「Linux Mint」インストールセット』と『「ChromeOS」インストールセット』をダウンロードする。
②ダウンロードした2つのファイルを、それぞれ「エクスプローラー」や「7-zip」で解凍する。
【ライブUSBの作成】
①USBをPCに接続する。
②『「Linux Mint」インストールセット』の中にある「Rufus」を使用して、「Linux Mint」のライブUSBを作成する。
【「ChromeOS」のデータの準備】
①『「ChromeOS」インストールセット』内の「ChromeOS」フォルダを外付けSSDにコピーする。
【「Linux Mint」の起動とインストールの準備】
①「インストールするPC」にUSBを接続する。
②電源ボタンを押したのち、ブートオプションを起動する。
※PCメーカーや機種によって、ブートオプションの起動方法が異ことなります。
※「F12」キーや「Esc」キーなどに割り当てられていることが多いです。
③「USB HDD」や「USB」を選択する。
④「Linux Mint」が起動します。
⑤「GParted」を起動する。
⑥ストレージのコードを確認する。
※ドライブのコードが「sda」以外の場合は、「install.sh」のソースコードを修正する必要があります
【「ChromeOS」のインストールと初期設定】
①インターネットに接続する。
②外付けSSDを接続する。
③ファイルマネージャーを起動する。
④外付けSSDにアクセスする。
⑤「ChromeOS」フォルダにアクセスする。
※ドライブコードが異なる場合は、このタイミングで、ソースコードの修正を行います。
install.sh (rammus)
sudo apt update
sudo apt install pv -y
sudo apt install cgpt -y
sudo bash chromeos-install.sh -src rammus_recovery.bin -dst /dev/sda
install.sh (nissa)
sudo apt update
sudo apt install pv -y
sudo apt install cgpt -y
sudo bash chromeos-install.sh -src rammus_recovery.bin -dst /dev/sda
※最後の「sda」を「mmcblk0」などのドライブコードに変更する。
⑥右クリックして、「Open in Terminal」(ターミナルを開く)を選択する。
⑦ターミナルに以下のコマンドを入力する。
sudo sh install.sh
⑧途中で、「PCのデータをすべて消去する」という内容の警告文が表示されるので、「PCのデータをすべて消去する」ことを了承する場合は、「yes」と入力する。
⑨「 ChromeOS installed. 」と表示がでたら、インストール完了です。PCを再起動してください。
※途中で、「cgpt needs to be installed first」というエラーが出る場合は、以下のコマンドを実行してください。
sudo apt update
sudo apt install cgpt -y
sudo apt install pv -y
sudo sh install.sh
⑩再起動すると、PC構成のチェックが行われます。しばらくお待ちください。
⑪「ChromeOS」の初期設定をする。ここからは、「Chromebook」を買ったときと同じです。
④関連動画・関連記事(PC-FREEDOM)
「自分で各サイトからファイルをダウンロードする方」向け情報
執筆:桜咲ヒロ
©2022 Sakurasaki Hiro
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