2020.11.7 理解

親と理解し合う事はもう出来ない。

話し合いが出来ない。
完全に思考が偏り、偏屈な考えが癒着している。もう無理である。
何故なのか。
親と住んでいたのは確かだが、育てられた・影響を受けたのは親ではない。
そこでもう既に分岐していたのかもしれない。

仮にもし親と一緒に長く住んでいたかと思うと、少しぞっとする。
紛れもなく、僕は彼等の子である。しかしそれは謂わば“子”という仮面を被っているだけなのかもしれない。
学生という身分は弱い。頼らざるを得ない事が多い。ただ、良くも悪くも彼等を「手本」だと思い、生きていくしかない。

ずっと、家族団欒を夢に見ていた。

2020.11.7

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