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本日の一曲 vol.109 泉谷しげる 翼なき野郎ども (1978)

どちらかというと、泉谷さんは、テレビによくご出演されていますので、タレントと思われているかも知れませんが、泉谷しげるさんはロックの人です。

泉谷しげるさんの「翼なき野郎ども」は、1978年にリリースされた「'80のバラッド」に収録された曲で、1980年公開の映画で、泉谷さんが美術を担当した「狂い咲きサンダーロード」のエンディングでも使用されてた曲です。

ただ、泉谷さんの作品も全部サブスクで聴くことができず、サブスクで聴けるのは、1988年にリリースされた「IZUMIYA SELF COVERS」に収録されたバージョンになります。

このバージョンのバックは、村上ポンタ秀一さん、吉田健さん、仲井戸麗市さんなどのLOSERというバンドです。

火力の雨降る街角
謎の砂嵐にまかれて
足とられヤクザいらつく午後の地獄
ふざけた街にこそ家族がいる
こんな街じゃおれの遊び場なんか
とっくに消えてしまったぜ
なのに風にならない都市よ
なぜおれに力をくれる
ああ、イラつくぜ ああ、感じるぜ
とびきりの女に会いに行こう
とびきりの女に会いに行こう

ふざけたこの街でなにしよう
働いて食って寝るだけの窓
土曜の夜は女といなくちゃ寂しいぜ
ヤニだらけのおれのピンボール
こんな街だから
なにもしなくてもイラつく
風にならない都市よ
なぜおれに力をくれる
ああ、イラつくぜ ああ、感じるぜ
とびきりの女に会いに行こう
とびきりの女に会いに行こう

地鳴りする都市よ
なぜおれに力をくれる
風にならない都市よ
なぜおれに力をくれる
ああ、感じるぜ ああ、燃えてくるぜ
とびきりの女に会いに行こう
とびきりの女に会いに行こう

また、俳優としても、1979年6月、テレビドラマ「戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件」に犯人の小原保役として出演し、テレビ大賞などを受賞しました。この時の演技は本物かと思うほど気味の悪いものでした。

もっとも、1971年にデビューしてしばらくはフォーク・シンガーのふりをしていたようです。

(by R)


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