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本日の一曲 vol.143 津島利章 仁義なき戦いのテーマ (1973)

岡山県出身の作曲家津島利章さんは、1936年に生まれ、20代からテレビ・ドラマや映画のための音楽を多数提供し、残念なことに、2013年にお亡くなりになりました。

津島さんの代表作は、やはり、本日ご紹介する映画「仁義なき戦い」のテーマだと思います。冒頭部のトランペットの音楽はとても印象的で、日本で知らない人はいないというほど親しまれた音楽だと思います。

映画「仁義なき戦い」の舞台は、広島県呉市ですが、呉市の「呉シティ・ウィンド・アンサンブル」さんが演奏会でこのテーマを披露されていますので、ご紹介します。まさにご当地ソングですね!

指揮者の住吉修三さんの風貌といい、サックスの方のサングラスといい、映画「仁義なき戦い」を意識されたステージ・パフォーマンスは、演奏はもちろんのこと、とても楽しいですね!(呉シティ・ウィンド・アンサンブルのXはこちら。)

さて、津島さんが作曲した曲なんですが、ご本人が作曲したら譜面はほとんど人に進呈してしまい、手元に残さず、「忘れるのも仕事のうち」とおっしゃっているような豪胆な方だったようなので、あまり音源としては当時発売されたサントラ盤以外はあまりないようです。

そんな中で、「鬼平犯科帳」の音楽が唯一サブスクであがっていましたので、こちらを紹介しておきます。

(by R)


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