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本日の一曲 vol.238 バックドロップシンデレラ ブラスト和尚 (2018)

バックドロップシンデレラは、2006年、日本の池袋で結成された、デンデケアケミさん(Vo)、豊島”ペリー来航”渉さん(Vo, G)、アサヒキャナコさん(Cho, B)、鬼ヶ島一徳さん(Cho, Dr)の4人のバンドです。略すると「バクシン」と呼ばれています。

バックドロップシンデレラの音楽は、メタル系の音楽とワールド・ミュージック系の音楽が入り混じった独自の音楽といってよいかと思います。MV作成にも力を入れていますが、芝居仕立てになっている「ブラスト和尚」はプログレ風味を加えた長編になっていてとても楽しめます。「ブラスト」とは、英単語としては「突風」の意味ですが、「ブラストビート」は、ドラムの叩き方のことです。

おそらくこのブラストビートがお経の木魚の音に聞こえたことからできた曲なんだろうなと思います。ただ、「ブラスト和尚」には「ブラストビート」は使われていないと思います😄

このMVには、通りすがりのカップルとしてオメでたい頭で何よりの赤飯さん、村長として打首獄門同好会の大沢会長、村人としてアシュラシンドロームの青木亜一人さんが出演されていますが、出番は少ないものの青木さんの演技が極めて光っています。

「ブラスト和尚」は、曲の構成が凝っていますので、聞き終えると不思議な充実感を味わうことができます。

バックドロップシンデレラの他の名曲としては、コロナ時代の曲「2020年はロックを聴かない」があります。コロナが終焉した現在聴いてみても、哀愁が漂うとてもいい曲だと思います。

ほかにもいい曲がたくさんありますので、お聴きになってみてください。

(by R)

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