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本日の一曲 vol.304 ザ・スミス ディス・チャーミング・マン (The Smiths: This Charming Man, 1983. cf. Aztec Camera)

イギリスのバンド「ザ・スミス」は、1982年にマンチェスターで、ギターのジョニー・マー(Johnny Marr)さんとヴォーカルのモリッシー(Morrissey)さんが中心となって結成し、4枚のアルバムをリリースして、1987年には解散してしまったバンドです。

1983年5月にデビューシングル「ハンド・イン・グローヴ(Hand In Glove)」をリリースします。

彼らは、ラフ・トレード(Rough Trade)というレーベルから「ハンド・イン・グローヴ」をリリースしたのですが、同時期に同じレーベルからアズテック・カメラ(Aztec Camera)が「ウォーク・アウト・トゥ・ウィンター(Walk Out To Winter)」という曲がリリースされ、こちらの方はラジオでオンエアされるようになりました。

すると、ジョニー・マーさんが「少し嫉妬を感じ、競争心が湧いてきた」そうで、作曲意欲が湧いてきたのだそうです。そして、同年10月に2枚目のシングル「ディス・チャーミング・マン」をリリースしました。

そして、1984年1月に3枚目のシングル「ファット・ディファレンス・ダズ・イット・メイク?(What Difference Does It Make?)」をリリースし、翌2月にセルフ・タイトルのデビューアルバム「ザ・スミス(The Smiths)」をリリースしました。

ザ・スミスは、歌詞の内容が物議を醸したり、モリッシーさんが政治的発言をしたりして、いろいろあったバンドでした。

それはさておき、ザ・スミスの音楽は、モリッシーさんの特徴あるヴォーカルだけでなく、ジョニー・マーさんのクリーンな音のギター・ワークがすばらしいと思います。「ディス・チャーミング・マン」には、BBCのジョン・ピール・セッションでのライブもあります。

(by R)

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