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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第33番 祝典 (Sinfonia No.33, 1760)

交響曲第33番は、第32番と同じくティンパニとトランペットが使われており、一聴しても祝典的な雰囲気があり、第32番と兄弟であり、同時期のモルツィン家時代の作曲と思ったのですが、作曲時期については諸説あるようです。エステルハージ家には最初ティンパニとトランペットがなかったとか、第32番とは設計が違うなど。

交響曲第33番ハ長調(Sinfonia No.33 C Dur, Hob.I:33)
第1楽章 Vivace ティンパニとトランペットが使用された祝典の雰囲気のある楽章です。
第2楽章 Andante 第32番とは逆で、第2楽章に緩徐楽章が当てられています。悲しげな短調から始まりますが、すぐに気分転換がなされます。短調の意味は苦悩、懺悔、祈りなのかなと思います。
第3楽章 Menuet & Trio 再度、祝典に戻ります。
第4楽章 Finale. Allegro 祝典のしめくくりです。

ナクソス・レーベルのヘルムート・ミュラー=ブリュール(Helmut Müller-Brühl)さん指揮ケルン室内管弦楽団の演奏です。

(by R)

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