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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第11番 教会ソナタ2 (Sinfonia No.11, 1760)

交響曲第11番は、第5番と同じく「教会ソナタ」です。こちらもモルツィン家時代の曲です。

交響曲第11番変ホ長調(Sinfonia No.11 Es Dur, Hob.I:11)
第1楽章 Adagio cantabile 独立した楽章になっていますが、第2楽章の序奏といってもよさそうです。優美なアダージョの楽章です。
第2楽章 Allegro 端正なアレグロです。ハイドンさんは、長調の楽章では必ずといっていいほど短調の部分を織り込みますが、あまり感情的なものを感じさせず、対比として織り込んできているような気がします。
第3楽章 Minuet & Trio こちらも折り目正しいメヌエットです。真面目振っているといった感じです。
第4楽章 Finale. Presto 最終楽章も、決して羽目を外すことのない、またもや端正なプレストです。

アメリカ・フィラデルフィア出身の指揮者マックス・ゴバーマン(Max Goberman)さんがウィーン国立歌劇場オーケストラを指揮した古い音源のものがありましたので、こちらも紹介します。

(by R)

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