本日の一曲 vol.164 デヴィッド・ボウイ ビロードの金鉱 (David Bowie: Velvet Goldmine, 1971)
デヴィッド・ボウイさんの「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」は、名盤「ジギー・スターダスト」と同時期に録音されましたが、同盤には収録されず、1975年になり、「スペース・オディティ」と「チェインジズ」のマキシ・シングルとして発表された曲です。
題名や歌詞の内容は、エロチックな行為の暗喩です。曲の構成としては、ほぼメロディーのない部分とサビの部分からなっていますが、サビは、デヴィッド・ボウイさんの低音の歌とサビの後半に印象的なハミングを聴くことができます。
前述のマキシ・シングルは日本では発売されなかったようで、この曲は知る人ぞ知る曲だったのですが、後年、コンピレーションアルバムにはよく収録されるようになりました。
また、1998年には「ベルベット・ゴールドマイン」をそのまま題名にした映画も発表されました。この映画は、トッド・ヘインズ監督のイギリス映画で、まさしくデヴィッド・ボウイその人を題材にした映画でした。
しかし、この映画に対して、デヴィッド・ボウイさんは激怒したそうで、デヴィッド・ボウイさんの楽曲は使用されませんでした。
(by R)
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