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[地球一周81〜83日目]甘くて苦い
フランス最終日。1週間ちょっとのパリや遠出のお城めぐりができて大満足。電車でパリディズニーに行く時に券売機で券を買ったら、券をとり忘れて同じ大きさの領収書を通して、機械を詰まらせた・・・(もう一回、購入しました)
駅から出て1分でディズニー♪
ウォルトディズニースタジオとディズニーランドパークの二つがある。スタジオはハリウッドな雰囲気でゆっくり2時間ぐらい、ランドは4時間ほどでまわった。こじんまりとはしているが、ディスプレイやライドにこだわってる。
アリスの迷路は中央のお城に着くまで15分ほどかかる作り込み具合、カリブの海賊が軽いジェットコースターになってたのも面白い。
ホーンテッドマンションはホラー具合が一番強く感じたし、ぐるぐる回ったり、ガタゴトと揺れる乗り物がまた良かった。
またフランス独特なのが歩きタバコができるディズニー、そして丸見えな喫煙所、現実感が満載。
何となく子どもたちのための場所で、大人はお酒飲みながら日頃の疲れを癒すだけ楽しもうと肩の力が抜けている雰囲気。泣き叫ぶ子どもはそんなに見なかったし、帰る時もぐったりしてない。お客さんの数自体がそこまで多くないのも、ゆっくり楽しめるポイントだろう。
世界のディズニーを巡って改めて気づいたのは、各エリアを巡ることで世界を旅している気分になっているんだということだ。
フランスのニュースを見ていて、夜のエッフェル塔をもう一回見たいなと思って最後に行くことに。パリの街をお散歩しながら。
ノートルダム大聖堂を一目見れて満足しつつ、シェイクスピア&カンパニー書店へ。新しい本だけど、古書店のような懐かしさ。「美女と野獣」のベルが通ってた本屋さんに似てる!絶対自分の部屋をこんな感じにしようと決めた。
予約していたシャンゼリゼのラデュレ。濃厚なショコラと柔らかなフレンチトースト&メープル&クリーム。ただ、店員さんがせわしなかったので30分で出た笑
エッフェル塔・・・。何度か行き来したアルマ橋から眺め、中からパリの夕陽と夜景とサーチライトの行先を見て、ガタガタゴトゴトと唸るエレベーターに乗って。バルセロナもマドリードもパリも同じ蛍光色のオレンジなんだなぁと。
そして節電中の貴重なエッフェル塔を見上げて
見納め。
シャルル・ド・ゴール空港はどこまでも敷地が広い。ターミナル2のFまであるのか。そして時間が2度遅れ、ゲートは2度変わったりと目まぐるしい。
最後に食べたラデュレのマカロンは青とダルメシアン模様の「マリーアントワネット」。つまむだけでひびの入る繊細な柔らかさと、甘くて苦味のある後味だった。
今日の音楽: 上原ひろみ「Rhapsody in various shades of blue」
青蒼し 茶色き三日月 マカロンや
ひとりの人間の真摯な仕事は おもいもかけない遠いところで 小さな小さな渦巻きをつくる 「小さな渦巻き」茨城のりこ